アジレント・テクノロジー、VoIPネットワーク設置時の音声品質評価を、遠隔地から低コストで行えるシステムを発表 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

アジレント・テクノロジー、VoIPネットワーク設置時の音声品質評価を、遠隔地から低コストで行えるシステムを発表

ブロードバンド その他
 アジレント・テクノロジーは、IP電話サービス会社や社内電話網をVoIPで構築する企業向けに、遠隔地から音声品質を集中して測定できる新製品「Agilent J5426A VQTレスポンダ・ユニット(VRU)」の発売・出荷を開始した。価格は1台の場合で629,595円(ボリュームディスカウントあり)。同製品は大規模なVoIP網を安価にテストできることを最大の特徴としている。

 VRUは、メインサイト側に設置する評価テスタ「Agilent Voice Quality Tester」(VQT)と組み合わせて使用する。リモートサイトにVRUを設置することで、明瞭性、遅延といった音声品質を遠隔地から集中して管理できる。ネットワーク接続用のインターフェイスは、アナログ公衆網接続インターフェイス(FSO、E&M)、10/100Mbpsのイーサネットを備えている。

 従来は、リモートサイト側にもVQTを設置していたため、非常に時間とコストがかかっていたが、応答専用のVRUを導入することで「VoIPネットワークの管理コストを10分の1程度にまで削減」(同社)できるという。

 同VRUは、アナログ電話用の公衆網インターフェイス、SIP、H.323のいずれかのプロトコルで呼び出し設定を行ったあと、テスト用音声ファイルの録音、再生、折り返し処理を実施。最初にVQTが再生した音声と、VRUで録音した音声を比較することで、音声品質を測定・計算する。
《RBB TODAY》
【注目の記事】[PR]

特集

page top