平成電電が月あたり1,250円のADSLサービス。売りは12Mbpsと7kmのロングリーチ。年内に1,000局以上でサービスへ | RBB TODAY
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平成電電が月あたり1,250円のADSLサービス。売りは12Mbpsと7kmのロングリーチ。年内に1,000局以上でサービスへ

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平成電電が月あたり1,250円のADSLサービス。売りは12Mbpsと7kmのロングリーチ。年内に1,000局以上でサービスへ
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 平成電電は、新たなADSLサービスとして電光石火を開始する。同社はすでに自社の音声通信網のバックボーンを利用したADSLホールセール事業も展開しているが、今回はさらに事業を進め、NTT東西のフレッツ網同様な形でアクセスラインを提供する電光石火を提供する。

 現状で電光石火を使ってISPサービスを提供するのは平成電電が自ら提供するFREECOMだけであるが、今後各ISPへ電光石火利用に向けたアプローチをしていくことになる(写真:平成電電 代表取締役 佐藤賢治氏)。



 当初、電光石火を使えるISPがFREECOMだけであることから、電光石火ではFREECOMを使ったIP接続を1年間提供する形になる。もともとFREECOMは平成電電のアクセス番号を使う無料のISPサービスであるが、電光石火にはIP接続のサービスだけを無料として提供する。このため、ADSL接続料金は平成電電に支払う年額15,000円の利用料金と初期費用3,000円、そしてルータタイプモデムのレンタル料金が月額700円となる。事実上、月額料金は年額料金15,000円を12で割った1,250円とレンタルモデムの料金700円の合計1,950円となり、もっとも安価なADSLサービスが提供できる。ただし、FREECOMを使う限りでは、電子メールアドレスもフリーのウェブスペースも提供されない。そのために、別途ISPが必要になるため、平成電電はFREECOMがサービスを提供する1年の間にISPとの接続契約をすませ、利用者が自由にISPを選べる環境を提供することをめざす。

 平成電電の代表取締役である佐藤賢治氏によれば、「音声サービスとADSLホールセール、そして電光石火で共有するバックボーンとして、10ギガバイトのリング構成を持つ全国網を利用する。新たにサービスを提供する電光石火も十分にはこべるだけの帯域を確保している」としている。

 電光石火のサービスは9月より開始となり、全国35都道府県の325局から開始となる。開局目標は年内1,000局で、逐次サービスエリアを広げていく予定でいる。申し込み開始は8月より電光石火のウェブサイトで開始する。同時に、9月からはオフラインを使った申し込みにも対応し、来年1月には電話申し込みも受け付ける予定でいる。

 サービス的には、12Mbpsと7kmのロングリーチが売りになる。ただし、12Mbps対応は11月末を予定し、7kmのロングリーチは10月末を予定している。
《RBB TODAY》
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