NTT西、Bフレッツの新サービス「ファミリー100」を発表。東の同等サービスより低価格の設定に
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また、このファミリー100の提供にあわせて、現行のBフレッツ・ファミリーの月額利用料も引き下げられる。新料金は、ファミリー100と同額の4,300円/月で、ファミリー100の提供にあわせて適用が開始される。
あわせてNTT西日本は総務省に対し、ファミリー100相当のアクセス系光ファイバのアンバンドルメニューも申請した。アンバンドルメニューは、通信事業者がNTT西の光ファイバを借りるためのメニュー。申請通り認可された場合、このアンバンドルメニューを利用すると、ユーザ宅への引込回線から光信号伝送装置(OLT)まで、1ユーザあたり2,063円(加入率70%で計算)となる。このアンバンドルメニューも、NTT東の相当メニューとくらべて低めの料金(70%加入時で1,000円程度低い)に抑えられている。
西日本エリアは、電力系事業者による低価格FTTHサービスがすでに発表されており、東日本エリアよりもFTTH激戦区となっている。このため、東のニューファミリーと同時発表でなかったこともあり、NTT西の料金設定が注目されていた。ファミリー100、アンバンドルメニューとも、NTT西の強い危機感のあらわれた料金設定だといえそうだ。