三井物産、DSL事業に再参入。アッカ・ネットワークス第二位の株主に | RBB TODAY
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三井物産、DSL事業に再参入。アッカ・ネットワークス第二位の株主に

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 アッカ・ネットワークスは、3月15日付で総額116億円規模の第三者割当増資をおこなったと発表した。増資後の資本金は約184億円。今回の増資では、筆頭株主であるNTTコミュニケーションズが55億円を引き受けたほか、あらたな戦略パートナーとして、三井物産が25億円の増資引き受けをおこなっている。

 増資後の持ち株比率は、第一位がNTTコミュニケーションズで45.0%、三井物産は第二位の13.6%となる。

 アッカは今年に入って急速に開通ペースを上げてきており、2002年1月と2月の2ヶ月間で14万6千回線を開通させている。これはサービス開始から2001年12月までの総開通数(15万2千回線)とほぼ同じで、驚異的なハイペースになっている。今回の大幅増資は、こうした事業規模の拡大に向けて体制強化を図るためのもの。

 なお、三井物産としては、今回のアッカへの出資はDSL事業への再参入という位置づけになる。三井物産は、2000年6月にDSL回線プロバイダのガーネットコネクションズ企画を設立しているが、ガ社は東京と名古屋の一部で実験サービスをおこなったのち商用サービスへの移行を断念、2001年6月末に精算・解散していた。
《RBB TODAY》
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