東めた、Code Redワームに対応するためのNEC ATUR32新ファームウェアRel.5.60.56を公開。設定用HTTPサーバ機能へのアクセス制限が可能に
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Code Redは、MicrosoftのIIS(Internet Information Server)をターゲットとしたワームだが、バッファオーバーフローを突くために侵入に使用するパケットが長い。ワームがADSLモデム(ATUR32)に感染するおそれはないものの、最悪の場合、モデムが停止する可能性はあるという。
また、ファームウェアの更新を行わない場合でも、モデム内蔵のHTTPサーバの使用するポート番号を80以外に変更することでも回避が可能としているが、一時しのぎに過ぎないおそれもあるため、ファームウェアの更新とアクセス制限の設定を実施するのが望ましい。