「Firefox 3.6正式版」、22日午前2時に公開! 〜Windows 7対応、Gumblar対策に役立つツールなど | RBB TODAY
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「Firefox 3.6正式版」、22日午前2時に公開! 〜Windows 7対応、Gumblar対策に役立つツールなど

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Firefox画面(Windows 7版)
  • Firefox画面(Windows 7版)
  • Firefox画面(Mac OS X版)
 Mozilla Japanは、2010年1月22日午前2時(米国1月21日午前9時 太平洋標準時)に、Webブラウザ「Firefox」の最新版「Firefox 3.6」の正式版をリリースすることを発表した。

 Firefox 3.6は、JavaScriptの実行速度を従来比20%以上高速にするなど、バックエンドの強化によってアプリケーション全体の体感速度を向上させた最新バージョン。併せてWindows 7への正式対応、操作性・安定性・体感速度の向上、起動時間の短縮が施されている。HTML5/CSS3対応の強化、加速度センサーAPIなどWeb開発者向けの新機能も追加された。

 セキュリティ面では、古いプラグインの脆弱性を悪用したウイルス感染のリスクを軽減できるよう、インストールされているプラグインの状態を一目で確認できるプラグインチェックツールが追加された。これにより、被害が急増している新型コンピュータウイルス「Gumblar(ガンブラー)」の感染防止にも役立つと見られている。また、日本政府との協力により、ユーザーが電子政府システムを安全に利用できるよう、GPKI(政府認証基盤)ルート証明書を実装した。

 さらに、ワンクリックで簡単に“着せ替えブラウザ”を楽しめる新テーマ機能「Personas」(ペルソナ)を標準搭載し、機能だけでなく見た目もカスタマイズできるようになっている。40,000以上の多彩なデザインを気分や好みに合わせて選ぶことができる。

 Mozilla Japanの瀧田佐登子代表理事は、「ブラウザが単なるアプリケーションという固定観念を破って新しいカタチへと変化していく、そのダイナミックな動きを実感していただければと思います。また、ここ数年のWebの進化により、私たちを取り巻くインターネット環境はますます便利になってきていますが、一方でユーザーが危険にさらされる場面も増えています。非営利の公益法人であるMozillaは、ブラウザを提供する立場から安全性を第一に考え、ユーザーが安心してWebを活用できるよう、日々努力しています。ふだん、速度や派手な機能ばかりに目が行きがちですが、セキュリティに対する取り組みも含め、すべてにおいて常にブラウザをリードし続けるFirefoxに今後もご期待ください」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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