NTTアイティ、手のひらに映像を表示する「tenoripop(てのりぽっぷ)」を販売開始

2008年6月9日(月) 18時53分
システム構成図の画像
システム構成図
 NTTアイティは10日より、デジタルサイネージシステム「tenoripop(てのりぽっぷ)」の販売を開始する。

 「tenoripop」は、手のひらを利用して映像(キャラクタや文字など)を提供する映像表示システム。公共の空間にいる人たちに、インフォメーションや広告などを発信する「デジタルサイネージシステム」としての利用を想定している。「tenoripop」では、天井部に取り付けたカメラが撮影した画像の中から肌色の部分を抽出し、手のひらを検出・追随して、“手のひらの上に乗るように”映像を投影するという仕組みだ。複数名(最大7名)のユーザを同時に検出してそれぞれのユーザの手のひらへ映像を表示可能。さらに映像が投影された手のひら同士を合わせると、別のあらたな映像を表示するという「動作認識機能」も用意されている。

 「tenoripop」は、NTTサイバーソリューション研究所の「情報を降らせるインタフェース」の技術をベースとしており、床面投影型などから一歩進んだ形での利用により、購買訴求効果、ブランド認知効果、および口コミによる効果が大いに期待されるとのこと。
 なお制御用PCは、OSにWindows XP Proを採用、CPUがCore2 Duo 2.66GHz、メモリ2GBと標準的な仕様になっている。価格はシステム販売(ハードウェア、ソフトウェア、標準設置工事含む)で500万円(税別)〜、システムレンタル<3日間レンタルパック>(ハードウェア、ソフトウェア、標準設置工事含む)で85万円(税別)〜。

 NTTアイティでは、この技術を単に床面広告用の映像装置としてではなく、サイネージ分野はもちろんのこと、各種イベントやパブリックスペースにおける映像演出、美術館/博物館での体験展示など、さまざまなシーンで提供していくとしている。販売目標は年間100システム。

 なお「tenoripop」は、「Interop Tokyo 2008」(6月11日〜13日@幕張メッセ)、トヨタ自動車ショールーム(6月11日〜@愛知県名古屋市ミッドランドスクエア)にて公開の予定。
《冨岡晶》
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