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総務省、「安心ネットづくり」促進プログラムを策定〜青少年のためのネット利用環境を整備

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 総務省は16日、インターネット上の違法・有害情報対策の包括的政策パッケージとして、「安心ネットづくり」促進プログラムを策定したことを発表した。

 先の第169回国会において成立した「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(2008年法律第79号)」および「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律(2008年法律第54号)」の趣旨を踏まえ、これまでのインターネット上の違法・有害情報に対する取組を整理した上で、今後のインターネット利用環境整備の方向性を明らかにするものとのこと。総務省は、同プログラムを着実に実行し、整備に向けて取り組んでいくとしている。

 「安心ネットづくり」促進プログラムは全7ページで構成されており、青少年インターネット環境整備法第3条の基本理念と方向性を共有し、「安心を実現する基本的枠組の整備」、「民間における自主的取組の促進」及び「利用者を育てる取組の推進」の3つを柱とした総合的な政策パッケージを提示するものとなっている。具体的施策としては、携帯電話フィルタリングの導入促進、フィルタリング推進機関の支援、自主的取組を推進する法制の検討、特定電子メール法の着実な執行、国際連携推進のための枠組の構築、民間における自主的取組の促進、コンテンツ・レイティングの普及促進、違法・有害情報対策に資する技術開発支援、家庭・地域・学校における情報モラル教育などがあげられている。

 総務省では、同プログラムのフォローアップとして、関係府省庁、民間における産学連携組織等と連携し、IT戦略本部が主催するIT安心会議およびインターネット上の違法・有害情報対策官民実務家ラウンドテーブルなど、様々な機会に報告・公表するとしている。なお、2011年には同プログラムの検証を行う場を設け、インターネット上の違法・有害情報対策全般について総合的な検証を実施するとのこと。
《RBB TODAY》
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