BCP対応で防災拠点ビルになる大型オフィスビルが竣工 | RBB TODAY
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BCP対応で防災拠点ビルになる大型オフィスビルが竣工

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大手町地区最大級の大型オフィスとして国際競争力の強化に寄与するとともに、災害時には防災拠点ビルとして機能する点が特徴となっている(画像はプレスリリースより)
  • 大手町地区最大級の大型オフィスとして国際競争力の強化に寄与するとともに、災害時には防災拠点ビルとして機能する点が特徴となっている(画像はプレスリリースより)
  • 耐震性に優れる中圧ガス(都市ガス)によるコジェネレーションシステムで電源を確保。電力会社からの供給が途絶えても10日間の電力供給が可能(画像はプレスリリースより)
 三菱地所は、27日、東京・大手町の大手町フィナンシャルシティのオフィス棟「グランキューブ」と宿泊施設棟となる(オフィス棟) 及び 宿泊施設棟となる高級旅館「星のや東京」の竣工式を行った。

 オフィス棟となる「グランキューブ」は、地下4階、地上31階、高さ約170mのビルで、三菱UFJモルガン・スタンレー証券やソニー生命等の本社が入居。「星のや東京」が入る宿泊施設棟は、地下3階、地上18階、高さ約90mのビルで、星野リゾートとしては、初の都市型施設として7月20日に開業する。

 大手町地区最大級の大型オフィス街として国際競争力の強化に寄与するとともに、災害時には防災拠点ビルとして機能する点が大きな特徴。

 大規模災害発生時には、グランキューブ及び宿泊施設棟の一部を開放して帰宅困難者約1,000人を収容するほか、グランキューブの地下1,500mから組み上げた「大手町温泉」も開放するそうだ。

 さらにBCP対応として、電力と水の自立型システムを導入。電力会社からの電力供給が途絶えた場合にも継続して電力使用が可能で、断水時にも高度ろ過設備により井戸水から飲用水の確保・供給ができる。

 また浄化設備の設置により災害時でもトイレの継続利用が可能な上、非常用電力により、冷暖房機能を利用することができる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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