大王製紙が行なった調査によると、軽失禁を経験したママ達が少なからずいるものの、その多くが誰にも相談できていないことがわかった。さらに、ママたちのライフスタイルが、軽失禁によって大きく変化している様子もうかがえた。 軽失禁ケア商品エリエール「ナチュラ さら肌さらり」を展開する大王製紙は、30~40代の、子どもを持つ女性を対象に、「軽失禁」に関するアンケート調査を実施した。●咳やくしゃみで 咳やくしゃみをした時、重いものを持ち上げた時、身体を動かした時など、尿意がないのに少し尿が漏れてしまうのが「軽失禁」だ。特に多いのは、出産をきっかけに軽失禁を経験したという女性。さらに初めて軽失禁を経験した時は、なかなか人に相談できず1人で悩んでしまう人が多いようだ。 一方、軽失禁ケア商品の使用者は年々増加し、2014年には2010年比で約1.5倍にあたる約363万人がケア商品を使用(日本衛生材料工業連合会調べ)。軽失禁ケア商品市場規模も、2013年度には2008年度の約2倍、約123億円まで拡大している。さらに大王製紙によると、2015年度には約140億円まで進展すると予測され、軽失禁ケア商品需要はますます増大する見通しだ。 4月から子どもが新入学や新入園を迎え、日々の送り迎えや行事参加など、活動範囲が広がるママも多いだろう。そこで大王製紙は、これまでに軽失禁経験がある30~40代のママ達に、軽失禁を経験した時にどのように対処したのか、軽失禁に関する事情についてたずねた。調査期間は2月20~23日、調査対象は「軽失禁を経験した」と回答した30~40代のママ500名。調査方法はインターネットによる。