米Googleはユーザーのウェブの利用実態を調査する新しいプログラム「Screenwise」を開始した。申込者の利用実態を調査し、報酬としてアマゾンのギフトカードを贈るという。 一般のユーザーがインターネットをどのように利用しているかはマーケティングをするうえで極めて重要だが、これまでは法律やモラル面の問題から大規模な調査をすることが難しかった。そこでGoogleでは報酬を支払うことによってユーザーの同意を得て調査する方法を採用した模様。 Screenwiseに参加できるのは13歳以上でGoogleアカウントを持っている人。同社のブラウザGoogle Chromeに専用の拡張機能をインストールすることで、自分のインターネットの利用状況をGoogleに調査させる。報酬としてアマゾンのギフトカード5ドル分が3ヶ月ごとに支払われる。 このプログラムは特別な告知なしに始まったが、すでに応募が規定に達し、新たな募集はしていない模様。