NECと米SomaLogic、クラウドサービスを活用した新ヘルスケア事業で協業

2010年8月30日(月) 13時00分
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 NECは30日、米国のバイオ技術企業のSomaLogic社へ出資を行い、長期にわたる戦略的な協業関係を構築することを発表した。クラウドサービスを活用した新ヘルスケア事業の提供を目指す。

 SomaLogic社は、血糖やコレステロールなどのバイオマーカー(病気数値指標)探索や臨床検査の領域において、「アプタマー」(一本鎖核酸)を用いたタンパク質解析プラットフォームに関する、革新的技術を有している企業。この技術により、たった一滴(約15マイクロリットル)の血液から、疾患に関連するタンパク質の量を確実に測定でき、多くの疾患において、このタンパク質のバランスが変化することを発見したという。

 こうしたSomaLogic社が有する技術とNECのクラウドサービス基盤をはじめとするIT技術を連携し、アプタマーを活用した次世代血液検査サービスを、ヘルスケア領域において提供するのが狙い。本サービスの提供にあたっては、NECのライフサイエンス研究支援システムBIOPRISM(バイオプリズム)やNEC北米研究所のSVM+等の解析技術を活用するとのこと。

 NECとSomaLogic社は、この次世代血液検査サービスを、第一弾として製薬会社・研究機関・病院などを対象に提供し、今後、個人向けヘルスケアサービスに拡大する予定。両社の技術を組み合わせた次世代血液検査サービスにより、疾患の早期発見が可能となる見込みだ。
《冨岡晶》
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