液晶テレビ、じわりと小型サイズが勢力拡大か——カカクコム調べ
カカクコムは、月間約2,300万人が利用する同社購買支援サイト「価格.com」における、液晶テレビに関するアクセスデータや価格の推移をまとめて分析。10日にその結果を発表した。まず、液晶テレビの画面サイズ別にPV数を見てみると、2008年1月から10年1月までの推移で最もPV数が多いのは33〜42型クラス、次いで27〜32型クラスとなっている。
その一方で徐々にPV数を伸ばしているのが21〜26型クラスと20型以下クラス。両者を合わせ26型以下で見た場合、09年末に200万PVレベルとなった。21〜26型クラスと20型以下クラスの比較では、08年1月時点では20型以下クラスが21〜26型クラスの約倍のPV数であったが、その後、21〜26型クラスが20型以下クラス以上のPV数の伸びを見せ、10年1月にはPV数でほぼ並んだ。
こうした傾向を示す別のデータが、「画面サイズ別 発売製品数のシェア」の08年と09の比較。20型以下クラスは08年の29.6%から09年の33.3%へ3.7ポイント増えたが、それを上回り、21〜26型クラスは同9.7%から14.5%へ4.8ポイントのシェア拡大。また、両者を合計した26型以下で見てみると、約半数を占めるに至った。
価格面では、26型以下製品の価格帯シェアを見ると、シェアトップは4万円未満クラスの37.1%。第2位の4万円以上5万未満クラスの24.2%と合わせると、5万円未満で購入できる製品が全体の6割を占めている。リーズナブルな値ごろ感から、リビングなどに置く32〜42型クラスとは別に、書斎や寝室、子供部屋などに置くためのセカンドテレビとして、あるいは、単身世代のコンパクトな生活空間に置く1台として、需要が高まっているようだ。
液晶サイズの小型化の動きに合わせるかのように、人気を高めているメーカーが東芝だ。26型以下の液晶サイズモデルで、主要6社のメーカー別PV数を見ると、PV数で約倍の開きがあった首位のシャープに対し、団子状態で競争していたメーカーのうちパナソニックと東芝のPV数が上昇。10年1月時点で東芝はシャープを上回り首位に、パナソニックはシャープを抜かんばかりの僅差の3番手に迫っている。特に東芝のPV数の伸びは、08年7月に10万PVを下回っていた状況から10年1月には70万PVに迫り、目を見張るものがある。
注目ニュース
PC、デジタルカメラ、液晶テレビの年末商戦向けモデルは、年明け2月前後になると底値を迎える——そのような傾向がカカクコムの調査結果にまとめられ発表された。
GfKジャパンは15日、2009年の家電およびIT市場の販売動向調査結果を発表。家電市場はおおむね堅調で、エコポイント関連製品が全体を牽引する結果となった。
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