日本ユニシスは27日、MCP(Master Control Program)環境で稼働するエンタープライズサーバ小型機「CS450Lシリーズ」の販売を開始した。処理性能の向上と提供メモリ容量や内蔵ディスク容量の倍増化を図ることで、価格性能比を大幅に向上させた。
本章では、従来のシステム基盤構築プロセスとパブリッククラウドを用いた際のシステム導入プロセスの違いに着目し、米国においてパブリッククラウドを利用するユーザの特徴を明らかにしたうえで、パブリッククラウドのエンタープライズ利用に対する考察を行う。
本稿では2010年1月における米国のクラウドコンピューティング事情をまとめ、パブリッククラウドを利用した際のシステム導入プロセスが従来のエンタープライズの導入プロセスと異なるために顕在化する不安要素があることを明らかにした。