NTTドコモは26日、オンライン認証の新技術「FIDO」の標準化を提唱する非営利団体「FIDO Alliance」に、ボードメンバーとして加入した。27日から、ドコモのサービスにおいて、指紋や虹彩などの生体情報を利用したログインが可能となる。
ユニバーサルロボットは19日、法人タブレットの個人認証セキュリティを手軽に実現する「手のひら静脈ハイブリッド認証SDK」を発売開始した。
NECは、東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week 春 2015」内の「情報セキュリティEXPO 春」にて、指紋データと指静脈データを組み合わせた「非接触型指ハイブリッド認証ソリューション」の実演展示を行った。
次世代の安全かつスマートなオンライン認証仕様となるFIDO(ファイド)は、生体認証デバイスなどを利用した「UAF認証」をメインに普及を進めているが、対応機器の普及が前提となるため、今すぐFIDOを導入したいという場合には対応が難しい。
FIDO(ファイド)とは「Fast IDentity Online」の略称で、従来のパスワードを使った認証に代わるオンライン認証の新仕様。昨年末くらいから話題になり、2月にはこの仕様の標準化を推進する非営利団体「FIDO Alliance」の日本上陸が大々的に報じられた。
NECは、 東京ビッグサイトで15日まで開催されている「Japan IT Week 春 2015」内の「第12回情報セキュリティEXPO 春」にて、音声による生体認証が行える「話者照合ソリューション」の展示を行っている。
ドコモは13日、2015年夏モデルとして「ARROWS NX F-04G」(富士通製)を発表した。世界初となる虹彩認証搭載で、画面を見るだけでロック解除などに対応しているのが特長だ。発売は5月下旬の予定。