ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:落合陽一、代表取締役社長:村上泰一郎、以下 PxDT)は、西松建設株式会社(本社:東京都港区、以下 西松建設)と共に、「京都女子中高出張所」における配筋検査業務の効率化に取り組み、360度動画・BIM・AIを活用した品質管理・施工管理省力化DXサービス「TOTTARROW(トッタロー)」の導入によってこれを実現したことをお知らせします。
導入後、撮影から書類整理までの工数は現場の実感値で50%以上削減され、集合住宅など全数検査が必須の現場では8割以上の削減を見込めることが確認されています。あわせて、「全数を写真として残さない現場でも、動画としては全数の記録が残る」という安心感が、検査業務における新たな価値として現場に定着しつつあります。
本リリースでは、導入の決め手となった経緯や効果、現場の生の声を、導入事例インタビューとして公開しています。詳細は下記の事例ページをご覧ください。
TOTTARROWサービスページ:https://tottarrow.com/
導入事例の詳細(インタビュー全文):https://tottarrow.com/post/iG5IuM4k

西松建設 京都女子中学校・高等学校キャンパス整備計画 現場にて(左:工事係 中村様、右:所長 仲野様)
■ 背景:「全数検査」の増加が現場を圧迫する、時間と人手の構造課題
集合住宅をはじめとする建築現場では、施主とその先の生活者に対する説明責任の高まりを背景に、配筋検査における「全数検査・全数撮影」が広がりつつある。写真の枚数や検査項目が増える一方で、現場の人手不足感は業界全体の課題として重くのしかかっています。西松建設 京都女子中高出張所 仲野所長:「まずは時間がかかること。かなりの工数を要するということですね。どうしても配筋写真の撮影・整理という業務に、職員が1人とられてしまう。特にマンションなんかは今、全数撮影になってきているので、そうなると今まで以上に工数がかかることになります。
■ 導入の経緯:展示会での出会いから、オンライン説明会での即断へ
きっかけは、展示会で「TOTTARROW」を知った西松建設 西日本支社・藤原課長からの声掛けでした。それまで仲野所長は、マグネットとスタッフ(標尺)を使う在来の撮影方法を前提に、「戻ってきてからの整理がもっと簡単にできれば」という課題意識を持っていたといいます。支社主催のオンライン説明会に参加した際、その場で導入を即決いただきました。仲野所長:「もう間違いなくいいと思いました。時間をかけずに書類の整理までできるという点ですね。それができれば、自分たちはもっと配筋検査自体に時間をかけたり、ほかの業務に時間を割くことができますから。」
工事係 中村様:「従来の方法だとマグネットやスタッフを設置するのにも時間がかかっていたので、それがなくなるのは結構大きいです。マーカーの設置から撮影まで半日ほどかかっていた1区画(約16m四方)の撮影が、30分以下で実施できるようになりました。」
■ 導入効果:感覚値で工数5割減、全数検査現場では8割減

インタビューに応じる仲野所長
仲野所長:「感覚としては間違いなく50%以上は削減されていると思います。マンションなど全数検査になると、まとめる作業が膨大になるので、実際は8割以上削減できているんじゃないかと思います。まとめる時間が現場に残らない(TOTTARROW側で対応できる)わけですからね。」
加えて仲野所長が強調するのは、全数を写真として残さない現場であっても、動画としては全数の記録が残る点です。「もし万が一何かあったら、撮影済の動画を確認して必要に応じて写真を作成できる。自分たちがきちんと仕事をしてさえいれば、自分たちを守ることもできる」と、その安心感を評価いただきました。
■ 今後の展望:全数検査がある現場は「ぜひやった方がいい」
仲野所長:「基本的には鉄筋の写真が多い現場、マンションなどの全数検査がある現場はぜひやった方がいいと思います。当社の中でも、新築現場であれば導入すればよいのではと思っています。」PxDTは、本事例で得られた知見をもとに、全数検査が求められる現場や新築現場全般への「TOTTARROW」導入拡大を進め、建設現場における検査・管理業務のさらなる省力化を推進していきます。
■ 「TOTTARROW(トッタロー)」について
「TOTTARROW」は、PxDTが開発する空間解析プラットフォーム「KOTOWARI(TM)」の技術要素を活用し、現場で撮影・アップロードされた360度動画とBIMデータを重ね合わせることで、配筋写真帳票の作成を支援する品質管理・施工管理省力化DXサービスです。データ上でデジタルメジャーによる測距も可能で、構造部材の鉄筋の本数や位置の確認にも活用できます。公共工事での採用実績があるほか、指定確認検査機関による建築基準法上の中間検査においても、従来の工事写真と同様の提示資料として取り扱われています。TOTTARROWサービスページ:https://tottarrow.com/
■ ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。 私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「ヘルスケア」領域と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「空間・音響」領域の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。 急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。URL:https://pixiedusttech.com/
- TOTTARROW及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
- 記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。
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