エイターリンクの空間伝送型ワイヤレス給電技術を活用したソリューションの開発において、ローデ・シュワルツ・ジャパンの高性能な測定機器の導入や、測定環境の構築に向けた技術支援を受けるなど事業面での協業を推進します。また、ローデ・シュワルツ・ジャパンのオフィス環境を実証実験の場として活用するなど、新たなソリューションの創出に向けた連携を強化していきます。本協業は、エイターリンクがワイヤレス給電によって配線のない“デジタル世界”の実現を目指すうえで、業界をリードする高度な技術力を有する企業との協業を通じて、取り組みを加速させることを目的としたものです。
また、今回の協業の一環として、2025年11月25日に正式稼働したローデ・シュワルツ・ジャパンの新オフィスにて、ワイヤレス給電ソリューション「AirPulg(TM)」が導入されました。オフィスにおける温湿度センサを活用した環境データの可視化が可能となるだけでなく、ケーブルレス・バッテリーレスなセンサを活用することにより、電気配線やバッテリー交換の大幅な削減を実現し、クリーンなだけでなく柔軟性の高いオフィス環境の構築に寄与します。引き続き、両社にとって持続可能性のあるWIN-WINの関係を構築していきます。

バッテリーレス、コードレスな温湿度センサ「AirPlug(TM) Sense-T」で室内環境データを可視化します
エイターリンクの代表取締役CEOである岩佐 凌は、「今回、ローデ・シュワルツ・ジャパンのオフィスに「AirPulg(TM)」を導入することで、同社のサステナビリティ推進及び新オフィスの快適性向上に貢献させて頂きました。さらに、オフィスの環境データ取得など実証実験の機会をご提供頂く事で、今後の技術開発に役立てていくと共に、ローデ・シュワルツ・ジャパンとの協業関係をより良いものにしていきます」と述べました。
ローデ・シュワルツ・ジャパンのジェネラルマネージャーである齋藤 直士氏は、次のように説明しています。「エイターリンクのワイヤレス給電技術の更なる革新と技術開発をサポートするために、当社のオフィスを使用してご支援できることは大変光栄であると同時に、喜びと期待に胸を躍らせております。今回の導入により、当社のサステナビリティへの取り組みが更に加速するだけでなく、エイターリンクとの長期的な関係がさらに強固なものになったと同時に、将来的なアプリケーションへの足掛かりとなる機会をご提供できたと捉えております」。
エイターリンクについて
エイターリンクは、スタンフォード大学発のディープテックスタートアップで、マイクロ波ワイヤレス給電技術の社会実装を目指しています。ペースメーカー等メディカルインプラントデバイスの研究開発で培った技術を基に、空間伝送型ワイヤレス給電ソリューション「AirPlug(TM)」を実用化しました。ファクトリーオートメーション領域、ビルマネジメント領域及びメディカルインプラント領域で事業を展開。配線のない“デジタル世界”の実現を目指しています。
エイターリンク株式会社
東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル13階
pr@aeterlink.com
https://aeterlink.com/
ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2024/2025会計年度(昨年7月から本年6月まで)には31.6億ユーロの純収益を上げました。また、2025年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約15,000名の従業員が全世界で活躍しています。
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