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■メール基盤への要求が増加する中、Postfixで何とかしなければならない現場の苦悩
長年にわたり、企業やISPの多くがPostfixやSendmailを中心としたメール基盤を運用してきました。
高い信頼性を誇る一方で、セキュリティの強化・可用性の確保・状況の可視化といった新たな要件が求められる今、従来の構成では限界を迎えています。
多くの現場では、「動いているから変えられない」という事情から既存環境を維持していますが、その結果、設定変更などでは対応しきれない要件や手作業が増え、柔軟性の欠如を招いています。
こうした状況を打破するためには、従来の延長線上ではなく、構造そのものを見直す必要があります。
■既存メール基盤の限界 ― 細かな制御を実現できない構造的問題
PostfixやSendmailは長らく、拡張機能やMilterなどを利用して機能拡張をしてきましたが、これらの仕様には限界があり
・ユーザーやドメインごとのきめ細かなポリシー制御
・障害時の自動切替や分散Queueによる冗長構成
・新しいセキュリティプロトコル(SPF/DKIM/DMARCなど)の柔軟な導入
・いくつかのルールの組み合わせ
などを実現することが困難です。
■Postfix/Sendmailの限界を超える ― Policy Runnerが実現する柔軟で高可用なMTA基盤
本セミナーでは、これらの課題を抜本的に解決する新しいアプローチとして、Hornetsecurity社が提供する「Policy Runner(MTA Builder)」を紹介します。
Policy RunnerはGo言語で設計されたメールサーバーフレームワークであり、従来のメール基盤の限界を超え、Milterでさえ困難であった複雑なルールの組み合わせなどの運用制御・分散Queueによる冗長構成・DMARC対応などの先進的な制御を実現します。
Postfix/Sendmailを完全に捨てるのではなく、既存構成を活かしながら段階的に移行できるため、運用停止のリスクを最小限に抑えつつ「柔軟性・拡張性・可用性」を同時に実現できます。
本セミナーでは、実際の構成例や導入事例を通じて、既存メール基盤では実現できなかった「ポリシー制御・自動化・冗長化」をどう実現できるのかを技術的観点から具体的に解説し、“既存構成を活かしながら次のステージへ移行する”ための現実的な方法をお伝えします。
■主催・共催
Hornetsecurity株式会社
■協力
株式会社日立ソリューションズ
株式会社オープンソース活用研究所
マジセミ株式会社
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マジセミは、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催していきます。
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マジセミ株式会社〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
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