合同会社EasyDialog(本社:神奈川県横浜市、代表:ノイマン クリストフ ヨハネス)は本日、滋賀県警察が全国で初めて、運転免許手続きに特化した生成AI搭載のチャットボット、「easyBot」を導入したことを発表しました。本チャットボットは、県民や外国籍運転者が母国語で運転免許に関する情報を24時間いつでもウェブ上で即時に知ることができる革新的な行政サービスです。
■ 全国初、都道府県レベルで生成AIを行政サービスに導入
滋賀県警察は、都道府県レベルで生成AIを本格導入した全国初の行政機関です。安全なインフラ上で、運転免許に関する公式情報を即時かつ正確に提供し、行政サービスの新たなスタンダードを構築していきます。従来の自治体チャットボットが「一般的な案内用」に留まる中、滋賀県警察のチャットボットは、窓口職員の代替・補助を担う高精度な業務支援ツールとして設計されています。更新期限、必要書類、受付時間など誤りが許されない情報にも正確に対応し、職員の負担を大幅に軽減します。
■ 導入背景
これまで、滋賀県警察の運転免許センターでは、平日の日中に平均約250件の問い合わせが代表電話に集中し、対応に時間がかかっていました。この負担を軽減するため、今回、生成AI搭載のチャットボットとして、「easyBot」が導入されました。
■ 24時間365日アクセス可能
利用者は滋賀県警察公式サイトからアクセスすることで、電話や来庁の必要なく、いつでも必要な情報を取得することができます。
(URL: https://www.pref.shiga.lg.jp/police/menkyo/345911/346344.html)
■ 35言語に対応、日本語と同等の品質
本チャットボットは、日本語利用者と同等の品質で、35言語に対応しています。
一般的な自動翻訳ではなく、EasyDialog独自の技術により、日本語の原文情報を直接検索・理解し、自然で正確な母語応答を生成します。これにより今年10月から厳格化された外国免許切り替えに関しても適切に対応することが可能です。
対応言語一覧(35言語)
東アジア:日本語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、モンゴル語 東南アジア:ベトナム語、タガログ語、インドネシア語、ミャンマー語(ビルマ語)、タイ語、 クメール語、マレー語 南アジア・中東:ネパール語、ヒンディー語、ベンガル語、ウルドゥー語、シンハラ語、アラビア語、ペルシア語、トルコ語、ヘブライ語 ヨーロッパ:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ポーランド語、チェコ語、オランダ語、スウェーデン語、ロシア語、ウクライナ語


滋賀県警察運転免許センターで導入された「easyBot」の画面(上は日本語、左下は英語、右下はタイ語)
EasyDialog 代表社員 ノイマン・クリストフのコメント:
「このたび、滋賀県警察様とともに、全国初となる生成AI搭載の運転免許チャットボットを公開できましたことを、大変光栄に思います。私たちEasyDialogは、「言語や時間、場所の壁をなくし、誰もが安心して行政サービスにアクセスできる社会」の実現を目指しています。本プロジェクトは、滋賀県警察様の先進的なご支援のもと、技術と公共サービスを融合し、信頼できる情報を迅速に提供する仕組みを実現することで、高い信頼性への要求にも応えることができました。今後も、滋賀県警察様と連携し、チャットボットの精度や利便性のさらなる向上に向けて、継続的に改善を進めてまいります。また、より多くの自治体・公共機関との連携を通じて、誰もが公平に情報へアクセスできる社会の実現に貢献してまいります。」
【EasyDialogについて】
EasyDialogは、AI技術を駆使した革新的なソリューションを提供しています。地域社会とテクノロジーを結びつけることで、自治体や企業の課題を解決し、より良い未来の創造を目指します。独自のボットフレームワークを活用し、ビジネスやプライベートのさまざまなシーンに対応する生成AIボットの設計・実装・展開をサポート。生成AIを活用した会話型AIチャットボット「easyBot」は、独自のデータベース構築と生成AI運用技術により、高精度で自然な対話を実現します。『AIの連鎖を解き放つ-Unlashing AI』をミッションとして、企業規模や用途に合わせて最適化されたAIボットを提供し、ビジネスのあらゆる局面でAI活用を促進していきます。
詳細URL:https://EasyDialog.org/ja/
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