
DXを推進するロボティクスソリューションカンパニーである株式会社DFA Robotics(本社:東京都港区、代表取締役社長:松林 大悟)は、週1回以上スーパーマーケットを利用する30代~60代の男女111名を対象にアンケート調査を実施し、「スーパーマーケットの清掃スタッフに関する意識調査レポート」として発表したことをお知らせいたします。
お客さまに快適な環境を提供するため、営業時間中にも清掃を行うスーパーマーケットも少なくありません。しかし、買い物客と清掃スタッフが互いに気を使う場面が多く、清掃作業に対する心理的負担が生じています。
そこでDFA Roboticsは、買い物客の清掃作業に対する意識について調査を実施いたしました。今回の調査では、買い物客の多くが清掃スタッフに対して“優しい遠慮”をし、その結果として「通路を迂回する」などの行動をとっている実態が明らかになりました。この顧客の善意が、実は店舗にとって「商品の閲覧機会の損失」や「顧客満足度の低下」といった、見えざる機会損失に繋がっている可能性が示唆されます。
本プレスリリースでは、全10問の質問内容のうち、一部を掲載しています。調査結果全文をご覧になりたい方は、下記よりダウンロードください。
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■主な調査結果
01|清掃スタッフに遭遇した買い物客の3人に1人が「申し訳ない(33.3%)」と回答「通りにくい(29.3%)」など、多くが心理的な遠慮を経験
02|約4割が、清掃スタッフの作業時に「通りたい通路があったが迂回することになった」経験あり
03|ロボット清掃が良い理由、「気を遣わずに買い物ができるから」が56.1%で最多
■調査資料はこんな方におすすめ
- 「顧客満足度を向上させたい」と感じている店舗経営者・運営者の方
- 「お客様が回遊しやすい売り場を作りたい」と感じている店舗開発・販促担当の方
- 「従業員の働き方を見直し、店舗のDXを進めたい」とお考えの経営者・本部の方
<全設問は下記の通りです>
Q1:スーパーマーケットで買い物をしている際に、営業時間中に清掃スタッフが清掃作業をしている場面に遭遇したことがありますか。
Q2:スーパーマーケットで清掃スタッフが作業をしている際に、どのように感じますか。(複数回答)
Q3:清掃スタッフがいる際に、やりたかったことができなかった経験があれば、具体的に教えてください。(複数回答)
Q4:スーパーマーケットでの買い物で、満足度が下がる場面を教えてください。(複数回答)
Q5:スーパーマーケットの清掃スタッフに対して、どのような要望がありますか。(複数回答)
Q6:Q5で回答した以外に、スーパーマーケットの清掃スタッフに対して要望があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q7:あなたは、スーパーマーケットの営業時間中に、スタッフの代わりに清掃ロボットが清掃作業をすることに対してどう思いますか。
Q8:スタッフの代わりに清掃ロボットが清掃作業をすることが良いと思う理由を、具体的に教えてください。(複数回答)
Q9:Q8で回答した以外に、スタッフの代わりに清掃ロボットが清掃作業をすることが良いと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q10:買い物をする際の快適さを考えた時、どちらの清掃方法がより良いと思いますか。
調査結果全文をご覧になりたい方は、下記よりダウンロードください。
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※以下に、調査結果の一部を公開いたします。
■スタッフの清掃作業に遭遇したことがある人の3人に1人が、「スタッフに申し訳ないと感じる(33.3%)」と回答
「スーパーマーケットで清掃スタッフが作業をしている際に、どのように感じるか?」という質問に対し、「清掃スタッフに申し訳ないと感じる」が33.3%、「通路を通りにくいと感じる」が29.3%、「清掃作業を邪魔してしまうと心配になる」が28.0%という回答となりました。
これは、多くの買い物客が、店舗の清潔さを保つスタッフの働きに理解を示しつつも、無意識に気を遣い、心理的な負担を感じている実態を示しています。

■約4割が、清掃スタッフの作業時に「通りたい通路があったが迂回することになった」経験あり
次に、「清掃スタッフがいる際に、やりたかったことができなかった経験があるか?」という質問に対し、38.7%が「通りたい通路があったが迂回することになった」と回答しました。これは、買い物客が不満を口にすることなく、静かに購買機会を逸している「サイレントな機会損失」の可能性を示唆します。迂回した通路に陳列された特売品や新商品を見る機会が失われているとしたら、店舗にとって無視できない問題です。

■ロボット清掃が良い理由、「気を遣わずに買い物ができるから」が56.1%で最多
最後に、「スタッフの代わりに清掃ロボットが清掃作業をすることが良いと思う理由は?」という質問に対し、「気を遣わずに買い物ができるから」が56.1%、「買い物の邪魔にならないから」が42.4%、「いつでも清潔な状態で買い物できるから」が39.4%という回答となりました。
人が相手だと「作業の邪魔をしてしまうかも」と無意識に遠慮してしまいますが、ロボットは機械であるため、何も気にすることなく買い物に集中できるという消費者の本音がうかがえます。

■総括
今回のアンケート調査により買い物客の清掃スタッフへの優しい遠慮が、結果として「通路の迂回」や「購買意欲の阻害」といった店舗側の機会損失を生んでいるという事実が明らかになりました。
人の手による温かいサービスが価値を持つ一方で、清掃のような定型業務においては、人が介在しない方が、かえって買い物客の心理的負担を軽減し、快適な買い物体験を提供できるという新しい視点が浮かび上がります。
本調査全体では、今回公表した結果以外に、買い物中に満足度が下がる場面、清掃スタッフに対する要望などが明らかになっています。ぜひ調査レポート全文をご覧いただき、今後の参考にご活用ください。
調査結果全文をご覧になりたい方は、下記よりダウンロードください。
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■調査概要
調査名称:スーパーマーケットの清掃スタッフに関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年6月25日~同年6月26日
有効回答:週1回以上スーパーマーケットを利用する30代~60代の男女111名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社DFA Robotics」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://dfarobotics.com/
■スーパーマーケットの清掃業務効率化、品質アップに活用される「清掃ロボット」について

今回の調査から、スーパーマーケットの清掃作業に関して、営業時間中の清掃に対する消費者の心理的負担が浮き彫りになりました。
スーパーマーケットをはじめとする小売業では、人口減少や働き手の高齢化、人件費の高騰などの課題に直面している背景から、「清掃ロボット」の活用が進んでおります。
清掃ロボットは人の手による清掃と比較して、広範囲をムラなく清掃できるため、お客さまに常に清潔な環境を提供することが可能です。また、清掃にかかる人件費を削減できるだけでなく、従業員はより顧客対応や商品管理といった重要な業務に集中できるようになります。
さらに、最新の清掃ロボットは、営業時間中でも安全に稼働できるよう設計されており、清掃の「見える化」にも貢献します。今回の調査で明らかになった通り、清掃状況が可視化されることで、お客さまの安心感向上にも繋がります。
▼清掃ロボットの情報は、以下をご覧ください。
https://dfarobotics.com/products/8evflyv7qk/
■株式会社DFA Roboticsとは
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニー。人口減少・高齢化が進む社会の中でロボットが「人の仕事を奪う」のではなく、「人の可能性を伸ばす」存在と位置づけ、社会課題に対する「ロボティクスソリューション」を提供。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入。これまでに3,500台以上の配膳ロボットを全国の飲食店等に提供。ロボットサポート拠点は全国140箇所以上にのぼり、地域に根付いた導入提案や迅速なアフターサポートの体制構築が強み。2023年4月には、国内で初めてPudu Robotics社製の1台4役の清掃ロボット「PUDU CC1」をホテルへ提供し、飲食店からホテルや病院などロボティクスを通じたDX化を推進。
◆当社概要
名称 :株式会社DFA Robotics
設立 :2017年9月
代表者 :代表取締役社長 松林 大悟
所在地:東京都港区虎ノ門3-17-1 TOKYU REIT 虎ノ門ビル6階
資本金 :5,683万5,500円
事業内容:配膳・運搬・清掃などを担うサービスロボットの輸入、販売、導入支援、アフターフォロー等
https://dfarobotics.com/
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