フォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)は、『勝てる市場を選び、勝つための強みを作る はじめての経営戦略』(丹羽 亮介・著)を2025年7月9日(水)より順次発売します。本書は、事業戦略と全社戦略を俯瞰し、変化する市場環境に対応するための実践的フレームワークを提供する戦略入門書の一冊です。

■「なぜ、あの会社は成功し、この会社は失敗するのか?」
ビジネスパーソンなら誰しもが抱く、この疑問。実際、成功している会社には思いもかけないようなさまざまな勝ちパターンがある一方で、うまくいっていない会社には一定の負けパターンがあります。
本書は、その答えを「経営戦略の定石」という視点から明快に解き明かします。
私たちは、漠然と経営戦略を理解しているつもりでも、実際に明確な戦略を打ち出し、実行できている企業は稀です。多くの企業が戦略目的の曖昧さや市場動向への洞察不足に悩まされているのが現実です。
だからこそ、本書は「成功するための戦略」と「失敗しないための戦略」を体系的に学べるよう、多彩な実際の事例(全84ケース)を交えながら、具体的で実践的な解説を提供します。
■Udemyの人気講座、3万人以上が受講した『はじめての経営戦略論』、待望の書籍化!
事業戦略がわかる!全社戦略がわかる!
最新のデジタル・プラットフォーム戦略がわかる!
有名企業の成功と失敗から、経営戦略の全体像と定石を学ぶ。
GAFAM、テスラ、ネットフリックス、ナイキ、
ユニクロ、楽天、ヤフー、トヨタ、パナソニック、日立製作所、ラクスル、ワークマン etc.
■本書の3つのポイント
【ポイント1:事業戦略と全社戦略の体系的理解】市場選択(ポジショニング)と経営資源(リソース・ベースド・ビュー)の2つの視点から、事業戦略を明確にします。
さらに、複数の事業を統合して企業全体としての成長を促進する全社戦略についても解説。
統一的な視点から、経営戦略の全体像(事業戦略と全社戦略)について理解できます。
キリンビールとアサヒビールの市場への対応、ユニクロのSPAモデル、QBハウスの市場戦略、富士フイルムの新規事業戦略など、身近で具体的な事例から学びを深めましょう。
【ポイント2:現代的な価値創造 ―デジタル・プラットフォームの台頭】
アマゾンやグーグルなどのプラットフォーム企業がもたらした価値創造の大きな変化を捉え、これまでのものづくり中心の日本企業が新たに取り組むべき戦略について掘り下げます。
ラクスル、PayPay、ネットフリックス、メルカリなどの成功事例を通じて、21世紀型ビジネスモデルの実践的理解を促します。
また、Web3.0やブロックチェーン技術、あるいはEUのプラットフォーム規制など、巨大プラットフォームへの抵抗がどのようになされてきたかにも触れています。
【ポイント3:市場選択へのフォーカスと外部環境への視点】
企業が継続的に成長するためには、適切な市場選択が欠かせません。
しかし、その市場選択が非常に難しいのが実態です。
その際、経営者としては外部環境の変化をいかに洞察し、先んじて手を打てるかが成功のカギとなるでしょう。
本書では外部環境の変化を洞察するという観点を強調しており、よりダイナミックな戦略構築を推奨しています。
そこでは単に市場の成長・成熟といったプロダクトライフサイクルの視点だけではなく、より深い市場への洞察が求められることになるでしょう。
キヤノンの成長やシマノの市場選択、シナリオプランニングなどから臨場感高く学びます。
本書は、Udemyで累計3万人以上に受講され、高評価を得ている著者による人気講座『はじめての経営戦略論』をベースにしています。
それに加え、全社戦略やプラットフォーム・ビジネスの内容、そして最新の事例を加えて再構成した決定版となっています。
難しい経営理論や用語は極力避け、実践的な視点から「経営戦略の定石」を伝えることに注力しました。
経営層を目指すビジネスパーソンはもちろん、経営戦略を初めて学ぶ学生にも最適な入門書です。
あなたのビジネスに「成功するための定石」を身につけ、社会により大きな価値を提供する一歩を踏み出しましょう。
■本書の構成
第1章 経営戦略とは何か?――環境変化・目標・構造的取り組み
1-1 事例から考える経営戦略
1-2 経営の重層構造と戦略の2大流派
1-3 あらゆる市場は成熟する ― 事業戦略と全社戦略を分ける
1-4 経営戦略とは何か?
第2章 事業戦略1. 市場選択
――勝てる市場を選択せよ!
2-1 市場に対する解像度を上げる
2-2 成長市場を選択する
2-3 独占を目指すポジショニング ― 競争しなくてよい場所を選べ
2-4 市場動向の読み
第3章 事業戦略2. 経営資源の獲得
――強みを構築せよ!
3-1 「経営資源」とは何か?
3-2 競争優位を生み出す経営資源とは?
3-3 強みを更新する ― 強みは常に陳腐化する
第4章 デジタル・プラットフォームの台頭
――価値創造の方程式が変わった
4-1 価値創造の方程式が変わった
4-2 プラットフォーム・ビジネスの構造
4-3 プラットフォームへの抵抗
第5章 全社戦略1. 事業ポートフォリオの構築
――成長への飽くなき追求
5-1 成長のための市場選択と全社戦略の必要性
5-2 事業ポートフォリオの構築
第6章 全社戦略2.シナジー・マネジメントと全社組織
――グループとしての強みとは何か?
6-1 親会社・本部がどこまで介入するべきか?
6-2 組織への期待とカルチャーへの影響
6-3 横のシナジー実現の困難さ
■著者プロフィール
丹羽 亮介株式会社マインドシーズ代表取締役
1985年、三重県鈴鹿市生まれ。
東京大学法学部卒業、同公共政策大学院修了。
三菱UFJ銀行にて法人営業、組織再編プロジェクト、管理会計などに携わったのち、2014年に独立。経営人材育成を行なう株式会社マインドシーズを設立、上場企業の役員層・部長層を中心に1000名以上の育成、評価を行なう。
2021年にシンガポールに進出、MINDSEEDS SG PTE. LTD.のDirector就任。
オンライン教育プラットフォームであるUdemyにて経営戦略を中心とした動画セミナーを多数配信、受講生の総数は13万8000人を超える(2025年6月現在)。個人向けの学びの場である「寺子屋」も開催。
著書に『マーケティングの大事なところを3時間で学ぶ』(小社)。
■担当編集の一言コメント
今、ビジネス雑誌・書籍、Web記事を読むと、しょっちゅう「戦略が必要だ」といった内容の記述を目にします。ところが、「ビジネスにおける戦略(経営戦略、マーケティング戦略、営業戦略など)とはいったい何なのか?」をしっかり把握した上で、書かれているものは少ない気がします。
もしかしたら、皆さん自身も戦略という言葉はよく見聞きするし、場合によっては口にすることがあるかもしれませんが、戦略について原理的かつ体系的に説明できる人は少ないのではないでしょうか。
つまり、多くの人が日々当たり前のように使いつつも、実際にはどういうものかよくわかっていない、そんな不思議な言葉の1つが「戦略」といえるでしょう。
本書は、「なぜビジネスにおいて戦略が必要なのか?」「具体的にはどのような戦略理論があるのか」「実際のビジネスにおいて戦略理論はどのように使われているのか」を、有名企業の成功・失敗の事例84ケースを紹介しながら、わかりやすく解説しています。
本書をお読みいただくことで、皆さんのビジネスを見るときの解像度は一段も二段も上がります。
「ビジネス戦闘力を上げたい」――そんな方にはぜひご一読いただきたい1冊です。
■書籍概要

書籍名 : 勝てる市場を選び、勝つための強みを作る はじめての経営戦略
著者 : 丹羽 亮介
ページ数: 240ページ
価格 : 2,090円(税込)
出版社 : フォレスト出版株式会社
発売日 : 2025年7月9日(※以降順次)
ISBN : 978-4-86680-329-6
【書籍詳細】
https://www.forestpub.co.jp/book_detail.cfm?ItemCode=B-2186
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4866803290/forestpublish-22/
■会社概要
会社名 : フォレスト出版株式会社
所在地 : 〒162-0824
東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F
設立日 : 1996年4月1日
代表取締役: 太田 宏
業務内容 : 出版物の企画・制作および販売
URL : https://www.forestpub.co.jp

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