ヘルスケア×テクノロジーで社会を変える2日間「Health Care Hackathon in Okayama」開催(2025年8月30日~31日) - PR TIMES|RBB TODAY
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ヘルスケア×テクノロジーで社会を変える2日間「Health Care Hackathon in Okayama」開催(2025年8月30日~31日)

~医療者×技術者×学生×企業人、異なる視点が生み出す社会課題解決のブレイクスルー~


Health Care Hackathon in Okayama

公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 臨床医学研究所は、医療課題解決に特化したハッカソン「Health Care Hackathon in Okayama」を2025年8月30日(土)~31日(日)の2日間開催いたします。

◆ハッカソンとは?このイベントで何をするの?

ハッカソン(Hackathon)とは、限られた時間内でチームを組み、特定の課題に対してアイデアを出し合い、解決策を形にする共創型イベントです。「Hack(ハック)」と「Marathon(マラソン)」を組み合わせた造語で、短期集中で課題解決に取り組むイノベーション創出の手法として世界中で開催されています。

ハッカソンでの製品開発風景(出典:日本生体医工学会)

作ったプロトタイプを発表(出典:日本生体医工学会)


「Health Care Hackathon in Okayama」は、医療やヘルスケア分野の課題に対して、参加者がグループで解決策を考え、2日間でプロトタイプの作成、発表まで行うイベントです。
【ハッカソンの大きな流れ】
1️⃣ リアルな課題を知る
医療者やテーマに関係する専門家から医療現場で起きている課題やニーズを把握します。
2️⃣ アイデアを出し、チームを作る
課題解決のアイデアを各自で練り、プレゼンを経てチームを結成します。
3️⃣ 「モノ」として表現する
技術サポートを受けながら、アイデアを具現化するための簡単なプロトタイプの開発を行います。

◆イベントの特徴

「あなたの『やってみたい』が、医療の未来を変えるかもしれない」
本イベントは、医療・ヘルスケア分野に関心のある方であれば、年齢、職業、専門分野を問わずどなたでもご参加いただけます。
ハッカソンや共創イベントが初心者の方も大歓迎であり、プログラミングや工作に関する技術やスキルは一切不要です
(技術サポートスタッフが全面支援)。

必要なのは、柔軟な発想力と「医療を良くしたい」という情熱、そして一歩踏み出す意欲だけです。
【今回のテーマ:医療ケア児】





今回のハッカソンでは、日常生活で恒常的に医療的ケアが必要な子どもたち、「医療ケア児」とその家族が直面する課題に焦点を当てます。

厚生労働省の調査によると、全国の医療的ケア児は2021年時点で約2万180人に上り、2005年の約1万人から15年余りで2倍以上に増加しています。岡山県内では約360人の医療的ケア児がいるとされており、支援体制の充実が急務となっています。

通学中のたん吸引、外出先での吸入や胃ろう管理、突然の体調変化への対応など、日常のあらゆる場面で見えない困難を抱える医療ケア児とその家族。制度やお金だけでは届かない"現場のリアル"に、多様な視点からアプローチし、「医療と暮らしのすき間を埋める創意や技術、仕組み」を2日間で形にしていきます。

参考URL:
厚生労働省「医療的ケア児者とその家族の生活実態調査報告書」(令和元年度障害者総合福祉推進事業)
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000653544.pdf
医療的ケア児 短期入所や預かりを 家族のニーズ、岡山県が調査
https://medica.sanyonews.jp/article/30276/

◆なぜ岡山で開催するのか

🏥 全国有数の先進医療機関の集積地
岡山市は、岡山大学病院をはじめとする全国有数の先進医療機関が集積する医療先進都市です。
先進医療の実施から医療機器開発まで、医療イノベーションの最前線で活動する医療機関や医療者が多く、医療課題解決に取り組むための理想的な環境となっています。
🌟 スタートアップ・エコシステム拠点都市
岡山市は内閣府の第2期スタートアップ・エコシステム拠点形成戦略においてNEXTグローバル拠点都市に選定されています。(瀬戸内スタートアップコンソーシアム)
地域の特異な産業構造やリソースを活かして地域経済を活性化しながら、海外エコシステムにも繋がる拠点都市として、起業とイノベーションの機運が高まっています。
📈 拡大するヘルステック市場
経済産業省によると、ヘルスケア産業の市場規模は2016年の約25兆円から2025年には約33兆円への拡大が見込まれています。特に健康保持・増進分野は2016年の約9.2兆円から2025年には約12.5兆円への成長が予測されており、医療とテクノロジーの融合による課題解決への期待が高まっています。
参考URL:
経済産業省「健康経営関連資料・データ」
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkokeiei_data.html
経済産業省「健康経営」
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html
🤝 医工連携ハブ拠点としての実績
当研究所はAMED事業「医工連携イノベーション推進事業(地域連携拠点自立化推進事業)」に2022年度から継続して採択され、中四国地域における医工連携ハブ拠点として活動しています。
医工連携に関するマッチングや事業推進コンサルティング事業のほか、ヘルスケア分野限定ピッチコンテスト「Heath Tech Innovation Challenge」や、医療者の新たなキャリア展開と地域企業の医療分野への進出を支援するイベント「TOPPA」などのイベント開催を通じて、医療と技術をつなぐ豊富な経験とネットワークを有しています。
- Health Tech Innovation Challenge 2024に関するPRTIMES記事https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000126501.html


◆開催詳細

日程:2025年8月30日(土)12:00~18:00  /  8月31日(日)9:00~18:00
会場: 岡山プラザホテル 烏城の間(岡山県岡山市中区浜2-3-12)
参加費: 無料
- なお、懇親会費として4,000円が別途必要です。(学生無料)

定員: 会場の都合により、先着30名とさせていただきます。
申込締切: 2025年7月31日(木)正午

◆申し込み方法および詳細情報

申し込み方法
以下の特設サイトより、お申し込みください。
https://healthtechhub-cs.com/healthcare-hackathon/
参加条件:
- 高校生以上の方
- 2日間通して参加可能な方
- 医療やヘルスケア分野をはじめとする社会課題解決に興味および関心がある方

持参物:
- ノートPC、タブレットまたはスマートフォン
- アイデアメモ用ノート
- 意欲と柔軟な発想力

【豪華講師陣による課題提起と、手厚いサポート】

メインモデレーター


荒船 龍彦
(東京電機大学 理工学部 教授)
2004年東京大学大学院新領域創成科学研究科にて博士(科学)を取得。
東京大学や産業技術総合研究所での研究員を経て、2013年に東京電機大学に助教として着任。2016年准教授、2021年より現職。
研究領域は生体医工学。脳外科用の外科治療デバイスや手術支援システム、循環器診断支援機器、小児救急支援システムなど、多岐にわたる医療支援システムの研究開発に従事し、医療と工学の融合を推進している。



メインスピーカー



小谷 博子
(東京未来大学 こども心理学部 准教授)
2001年、東京大学大学院医学系研究科生体物理医学専攻(博士課程)修了、博士(医学)を取得。同大客員研究員、東京電機大学先端工学研究所、日本学術振興会特別研究員を経て、2012年より現職。「発達生理心理学」「障害児心理学」などの講義を担当。
育児工学者とし障がい児や医療的ケア児と家族の支援、医療的ケア児の研究に従事。
個人HP:http://www.kotani-lab.com/



テーマスピーカー(今後追加予定)


高木 大地
(株式会社Cone・Xi 代表取締役社長)
看護師として従事していた時に、「家に帰りたいけど、帰れない」という患者の声を聞き、在宅医療業界を推進すべく2017年8月に株式会社Cone・Xiを創業。 訪問看護運営を通して感じた医療人材の不足を解決すべく、「お試し転職サービス‐chokowa‐」を開発/運営。 医療従事者の新たな働き方を提供することで人材不足を解消し、住み慣れた地域で安心して暮らすことの出来る共生社会を実現と、社会保障費の削減をvisionに掲げる。







徳増 裕宣
((公財)大原記念倉敷中央医療機構 臨床医学研究所 副所長)
2004年に倉敷中央病院にて小児科研修を行い、京都大学大学院臨床研究者養成コースに進学。卒業後は倉敷中央病院にて臨床研究支援部門の再編に従事。2015年から2021年までリアルワールドデータ株式会社の取締役として、医療データベースの構築に携わる。2022年より、臨床研究支援センターセンター長、2024年より医療データ利活用推進センターセンター長、2025年より現職。
令和4年度よりAMEDの委託事業である「以降連携イノベーション推進事業」の研究開発代表者として中四国地域の医療機器開発の支援体制整備に携わっている。



【充実した開発支援環境】

- 技術サポートスタッフによる全面的な支援支援(東京電機大学荒船研究室メンバー中心)※技術スキルがない方も安心してご参加いただけます
- プロトタイプ開発に必要な物品の無償貸出&無償提供
- - Arduino関連キット、プロトタイピング材料
- - ダンボール、はさみ、カッター、ガムテープ、両面テープ、ねんど等の工作材料
- - はんだごて、グルーガン、テスター等の電子工作ツール

【知的財産権・事業化支援】

開発したアイデアや成果物の知的財産権は原則として開発チームに帰属します。必要に応じて、事業化への道筋も支援いたします。

【主催・協力団体】

- 主催
- - 大原記念倉敷中央医療機構 臨床医学研究所
- 共催
- - 岡山大学 新医療研究開発センター
- - 一般社団法人Health Tech Hub中四国
- - 日本生体医工学会 若手研究者活動WG
- 後援
- - ライフタイムベンチャーズ
- - 株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
- 協賛
- - 東京電機大学 荒船研究室

【本件に関するお問い合わせ先】

公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 臨床医学研究所
所在地   :岡山県倉敷市美和1-1-1
問い合わせ先:医療機器開発部(medical_devices@kchnet.or.jp)

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