GLIN Impact Capital(本社:東京都港区、共同代表:中村将人、秦雅弘、才木貞治、以下「GLIN」)は、株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下大、以下「SHIFT」)グループ経営推進部部長兼株式会社SHIFTグロース・キャピタル(本社:東京都港区、代表取締役:小島秀毅、以下「SHIFTグロース・キャピタル」)代表取締役の小島秀毅氏をグロース戦略エグゼクティブアドバイザーとして迎えました。
GLINが持つインパクト投資とグロース投資における実績とネットワーク、そして小島氏がSHIFTにて培ってきたグロース戦略及びM&A/PMIの豊富な経験・知見を融合させることで、GLIN投資先スタートアップの更なる成長と社会的インパクトの最大化を強力に推進してまいります。

■就任の背景
GLIN Impact Capitalは、「経済成長と共に自律的に社会課題が解決される社会の実現」をミッションに掲げ、社会的インパクトと経済的リターンを両立するスタートアップへの出資と成長支援を行っています。投資先企業が社会課題解決への貢献度を高めながら持続的に成長していくためには、資金提供に加え、事業戦略の深化や組織体制の強化など、多岐にわたる経営支援が不可欠です。特に、市場環境の変化が激しい現代において、M&Aや事業提携といった非連続な成長戦略は、スタートアップが短期間で事業規模を拡大し、より大きな社会的インパクトを生み出す上で重要な手段となり得ます。
小島秀毅氏は、長年にわたり大手事業会社及びグロース企業において、国内外問わず数多くのM&A/PMIを成功に導き、企業成長に貢献されてきました。SHIFTグループが飛躍的に成長するなか、経営推進部部長として企業成長・M&A戦略の組成・実行責任者としてご活躍されるなど、成長段階にある企業の課題や成長要因に対して深い造詣を有しています。また、近年はスタートアップ顧問やエンジェル投資家(注:スタートアップに資金提供を行う個人投資家)としても活動され、日本のスタートアップエコシステムの発展にも積極的に貢献されています。
GLINでは、インパクト投資先企業に対し、資金提供だけでなく、実践的なグロース戦略に関するアドバイスを提供することで、その企業価値及び社会的インパクトの最大化を加速させたいと考えています。同氏のグロース戦略に関する比類なき経験と知見、そしてスタートアップの現実的な課題への理解は、まさにGLINが投資先企業に提供したい支援内容と合致するものです。この度、同氏をグロース戦略エグゼクティブアドバイザーとして迎えることで、GLINの投資先支援体制を一層強化し、インパクト投資による社会課題解決への貢献を加速させてまいります。
■GLINおける小島氏の役割
小島氏は、GLINのグロース戦略エグゼクティブアドバイザーとして、主に以下の点で当社の事業推進および投資先支援に貢献いただきます。
- 投資先のバリューアップ支援: GLINの投資先企業に対し、グロース戦略(M&A戦略含む)、資金調達戦略に関する実践的なアドバイスを提供し、企業成長と価値向上の推進を支援いただきます。
- GLINメンバーの知見強化: グロース企業を成長に導く手法、M&A/PMI戦略等に関する小島氏の豊富な経験と専門知識をGLINメンバーに共有いただき、組織全体のナレッジとスキルレベルの向上を図ります。
■小島氏の経歴とコメント
【小島氏の経歴】
2003年東京外国語大学外国語学部卒業。2009年一橋大学大学院商学研究科経営学修士課程(MBA)修了。2019年ハーバード・ビジネス・スクールPLD修了(PLDA)。
大和証券、GCAを経て、2011年に三菱商事に入社し、ライフサイエンス本部の立ち上げと共に国内外のM&A/PMIを推進、グループのコア事業に育てる。米国企業買収に伴い現地本社でもCEO補佐として北米のM&A/PMI戦略の立案と実行に携わる。
2020年からSHIFTにてM&A/PMI体制を組成し責任者を務める。2022年3月にSHIFTグロース・キャピタルを立ち上げ取締役として参画、2024年11月に代表取締役に就任しM&Aをリード。2025年2月にSHIFT USAを設立し取締役CEOに就任、海外戦略も統括する。
近年はスタートアップの顧問やエンジェル投資家として日本のスタートアップエコシステムの構築にも取り組む。米国公認会計士。
著書『クロスボーダーM&Aの契約実務』(共著、中央経済社)。
【小島氏よりコメント】
政府による「スタートアップ育成5カ年計画」や東証のグロース市場の上場維持基準の見直しなど、スタートアップを取り巻く環境は大きく変化しています。こうした流れのなかで、これまで培ってきたグロース企業に対するM&Aやバリューアップなどの成長戦略をベンチャーキャピタルの立場からも関与することで、日本のスタートアップエコシステム、並びに、インパクト/ESG投資の発展に貢献してまいります。
【GLIN Impact Capitalよりコメント】
小島氏とGLINのパートナー陣はそれぞれの前職である三菱商事時代および留学時代を通じて、連携や意見交換を重ねてまいりました。SHIFTの圧倒的な成長の一翼を担っている小島氏のグロース領域企業への成長支援・仕組化の深い造詣に感銘を受け、グロース戦略エグゼクティブアドバイザー就任をご依頼いたしました。今後GLINの投資先支援戦略・バリューアップの仕組み構築においてご一緒させていただき、ともにインパクトユニコーンを創出していくことを大変楽しみにしております。
■GLIN Impact Capitalについて
GLIN Impact Capitalは「経済成長と共に自律的に社会課題が解決される社会の実現」、すなわち、よりサステナブルな資本主義へのアップデートをミッションとして、その実現に有効な手段がインパクト/ESG投資の発展・拡大であると考え、2020年に創業しました。
インパクト投資第一人者として歩んできた実績と知見、世界最高峰のネットワークと多様なバックグラウンドを持つ人材という独自の強みを活かし、インパクト/ESG投資および企業変革支援コンサルティングサービスを提供しています。
投資活動としては、社会的インパクトと経済的リターンを同時実現するスタートアップに対してインパクト/ESG投資を行い、出資先が社会的インパクトと経済的リターンを同時に創出しながら成長していくことができるよう様々なサポートを提供しています。
また、金融の新しいモデルを模索し実例作りに挑戦する投資事業に加えて、企業経営の新しいモデルへの変革支援を伴走するため、2022年にコンサルティング・アドバイザリー事業を立ち上げました。新しい金融と経営のあり方を追及し、事例を積み重ね、よりサステナブルな経済社会の発展への貢献を目指しています。
GLIN Impact Capitalは、インパクト/ESG投資を行う国内第一世代のベンチャーキャピタルとして、蓄積した実績・知見の発信や関係先との協業を通じて、日本のインパクト/ESG投資エコシステムの発展に貢献してまいります。
所在地:東京都港区南青山2-2-15
代表者:共同創業者 中村 将人、秦 雅弘、才木 貞治
設立:2021年2月8日
URL:https://glinimpact.com/
二事業部制の背景についてはこちら:https://glinimpact.com/insight/insight-investment240229
※本プレスリリースは、情報提供のみを目的としたものであり、投資の勧誘、推奨を目的とするものではありません。
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