東陽テクニカは、EMC(※1)試験分野のリーディングサプライヤーとして40年以上にわたり業界団体および規格制定機関に参画し、最新情報の共有を通じて日本のものづくりを支援してまいりました。本セミナーでは、EMC試験に関わる規格の最新動向と先進的なエミッション測定(※2)技術について、専門家の講演を通じて分かりやすくご紹介します。
今回のセミナーでは、IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)の専門委員会であるCISPR(国際無線障害特別委員会)で、国際規格制定に携わる雨宮不二雄氏をゲストスピーカーに迎え、エミッション測定の規格であるCISPR 32およびCISPR 16シリーズに関する国際審議動向と国内対応についてご講演いただきます。また、高周波EMC規格に長年携わってきた元IECエキスパートの東陽テクニカ社員も登壇し、広帯域妨害波による新たなイミュニティ規格IEC 61000-4-41や、改訂が進むIEC 61000-4-3の最新情報について解説します。さらに、エミッション測定に使用される主な測定器であるEMIレシーバーの最新技術もご紹介いたします。
【 セミナー概要 】

受講料:無料
内容:
セッション1:「CISPR 32 Ed.3.0およびCISPR 16シリーズの審議動向と国内の対応状況」
セッション2:「IEC61000-4シリーズ・連続波イミュニティ関連規格の最新動向」
セッション3:「ついに解禁!1GHz帯域ギャップレスタイムドメインスキャンのご紹介」
URL:https://www.toyo.co.jp/emc/seminar/detail/id=43920
<ゲストスピーカー>
雨宮 不二雄 氏
日本電信電話公社(NTT)に入所後、携帯・デジタル電話機の研究に従事。NTT通信網研究所でISDNや通信EMC、CISPR標準化に携わり、その後、NTTアドバンストテクノロジ株式会社においてEMC評価・国際標準化に従事。退職後、雨宮EMCコンサルティングを設立し現在に至る。一般財団法人 VCCI協会 技術アドバイザー。
※1 ElectroMagnetic Compatibility:電磁環境両立性や電磁両立性と呼ばれる。EMC試験では、電子機器が放出する電気的ノイズが他の機器へ影響を与えないこと、外部からの電気的ノイズにより電子機器の正常動作が妨害されないこと、という二つの特性を測定し、評価する。
※2 エミッション測定:電子機器が放出する電気的ノイズの測定。
<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新を推進しています。その事業分野は、脱炭素エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティ、ライフサイエンスなど多岐にわたり、クリーンエネルギーや自動運転の開発などトレンド分野への最新計測ソリューションの提供や、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力しています。新規事業投資やM&Aによる成長戦略のもと国内外事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/
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