CData Software は400種類を超えるAPI に対応したMCP Server の実装である『CData MCP Servers』の無償ベータ版をリリース - PR TIMES|RBB TODAY
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CData Software は400種類を超えるAPI に対応したMCP Server の実装である『CData MCP Servers』の無償ベータ版をリリース

~Salesforce・Jira・kintone・Google Sheets など各種SaaS・RDB・NoSQL・DWH に接続・ローンチイベントを6月17日(火)に開催~

2025年5月8日、CData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下CData)は、Salesforce・Jira・kintone・Google Sheets など各種SaaS・RDB・NoSQL・DWH などの400種類を超えるAPI に対応したMCP Server の実装である『CData MCP Servers』の無償ベータ版をリリースしました。

最初のベータリリースでは、Salesforce やkintone など26のSaaS やDWH へのMCP Server と、Windows オペレーティングシステム上で利用できるClaude Desktop への接続の追加・自動設定ツールが含まれます。今後数ヶ月かけて400を超えるコネクタおよび、他のLLM やMCP Client、Mac オペレーティングシステムで機能を拡張するための追加のリリースを順次行います。無償ベータ版は現在2025年いっぱい提供予定で、CData のWebSite からインストーラーを入手することで、どなたでも利用することが可能です。

また、このリリースに合わせてCData MCP Servers のコンセプトや活用方法、MCP の技術解説を行うオンライン・オフラインのハイブリッド形式ローンチセミナーを6月17日(火)に開催します。

CData MCP Servers



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CData MCP Servers とは?
CData MCP Servers はAnthropic が提供するMCP(Model Context Protocol)の実装であり、AI エージェントに各種SaaS・RDB・NoSQL・DWH などの外部データソースやサービスへの安全な双方向接続を提供するために開発されました。MCP 標準では、LLM が外部システムと通信する方法が定義されていますが、MCP を通じて「AI エージェントが実際に何をできるのか?」を決定するのは、MCP Server の機能とAPI の実装内容や範囲に大きく左右されます。

各CData MCP Server は、Salesforce、Jira、kintone などのエンタープライズアプリケーションを表形式のSQL ベースのモデルに変換することで、各種API を柔軟に操作可能なエクスペリエンスで提供しています。AI エージェントは、この標準化されたアプローチにより従来のリレーショナルデータベースに対して行うのと同じように、ベースとなるデータを探索、利用可能なテーブル・カラムを発見し、クエリを実行することができます。さらに、CData MCP Servers は、クエリだけでなく書き込み・更新・削除といったデータ操作とストアド プロシージャもサポートし、AI 主導のワークフローとアクションをも可能にします。

具体的な使い方のデモについては以下の動画をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=h9-RJKQd154






例えば課題・プロジェクト管理のSaaS で有名なJira のCData MCP Server では以下のような対話を通じてデータを抽出・分析や課題の作成が実行できます。
- 「私に割り当てられている未解決のバグはいくつありますか?」
- 「今月作成された「モバイルアプリ」プロジェクトにおける、優先度の高い課題をすべてリストアップしてください。」
- 「現在のスプリントで、まだ「To Do」にあるタスクはどれですか?」
- 「先週解決された課題はどれで、誰が解決しましたか?」
- 「課題JIRA-1234 のステータス変更履歴を表示してください。」
- 「現在、未解決のチケットを最も多く抱えているのは誰ですか?」
- 「エピック「ウェブサイトの再設計」のステータス別に課題数を集計してください。」
- 「期限切れの課題が最も多いプロジェクトはどれですか?」
- 「カスタムフィールドの値が「ブロック」になっている課題をすべてリストアップしてください。」
- 「5日以上「進行中」になっている課題はどれですか?」

さらに「Jira から今月完了した課題を抽出し、kintone のプロジェクト会計アプリにプロジェクト毎の作業時間を集計して登録してください。」といった形式で複数のデータソースを組み合わせた連携も実現可能です。

CData MCP Servers のトライアルから実際の使い方は以下のガイドをご覧ください。
使い方ガイド
CData がMCP Server を提供する主な機能・メリット
・柔軟なデータ読み取りをサポート
CData MCP Servers はすべてのデータソースAPI の上にWHERE やGROUP BY・JOIN などが利用可能なユニバーサルSQL レイヤーを提供することで、LLM との連携が最適化されています。これによりAI エージェントに対してより自然な質問をすることができ、探している答えを効果的に取得することができます。
・データの書き込み・更新・削除のサポート
CData MCP Servers はデータの読み取りだけでなく、書き込み、更新、削除といった処理も行うことができるため、レポーティングだけでなく、オペレーションそのものの自動化やマスタメンテナンスのための新しいインターフェースとしてLLM を利用することが可能です。また、ストアドプロシージャとしてファイルのアップロードやダウンロードなどの機能もサポートしています。
・エンタープライズグレードのセキュリティ
CData は各種API への接続はもちろんHTTP やSSL・OAuth などのプロトコルレイヤーに至るまで、各テクノロジースタックのほぼすべてをオープンソースに依存しない自社コードで実現しており、外部依存のリスクに晒される余地を最小化しています。また、各種認証方式やアクセストークンの管理、プロキシやファイアウォールの対応などの機能も備えているため、エンタープライズユーザーの利用にも耐えうるガバナンス確保をサポートします。当社のプラットフォームはSOC 2 Type II 認証、ISO/IEC 27001:2022 準拠、GDPR に準拠しているため、すべての接続で信頼性があり、完全に監査されています。
・CData MCP Servers でサポートするMCP tool の内容
CData MCP Servers ではメタデータの取得からクエリまでを行うことができる以下のMCP tool をすべての製品でサポートしています。
なお実際のtool 名は各サービスの名称が接頭辞として利用されます。Salesforce の場合は「salesforce_get_columns」などになります。
- get_tables:データソースで利用可能なテーブルのリストを取得します。
- get_columns:テーブルの列リストを取得します。
- get_foreignkeys:テーブル内の外部キーとなっている列と、それに対応する主キーのリストを取得します。
- get_primarykeys:テーブルの主キーを構成する列を取得します。
- get_procedures:データソースでサポートされているストアドプロシージャのリストを取得します。
- get_procedure_params:ストアドプロシージャでサポートされているパラメータのリストを取得します。
- run_query:SQL SELECT ステートメントを実行します。
- count_rows:指定されたテーブル/エンティティ内の行数/オブジェクト数を返します。
- add_row:テーブルに新しい行を追加または挿入します。
- run_nonquery:INSERT、UPDATE、またはDELETE のSQL 文を実行します。
- run_procedure:ストアドプロシージャを実行します。

「400種類を超えるAPI に対応したCData MCP Servers ローンチセミナー・LLM における重要トピックMCP を徹底解説」を開催



本セミナーでは、リリースされたばかりの「CData MCP Servers」の概要から活用方法と共に、なぜ400種類のMCP Server を一挙にリリースできたのか? また、CData のコアエクスペリエンスがどのようにLLM・MCP との親和性を高めているのか? CData Software Japan のマーケティングマネージャー、プロダクトスペシャリスト、パートナーサクセスの3名でそれぞれの観点から仕組み・仕様や開発時のポイント、開発の裏側までお届けします。

また、MCP にまだ馴染みが無い方向けにも「MCP とはどういうものなのか?」その仕組み・技術的な解説を行うセッションも用意しています。この機会にMCP のキャッチアップとしてもぜひ参加の上、ご活用ください。

ローンチセミナーの申し込みはこちら
イベント概要
- イベント名:400種類を超えるAPI に対応したCData MCP Servers ローンチセミナー・LLM における重要トピックMCP を徹底解説
- 開催日時:2025年6月17日(火)14:30~16:30(14:00 受付開始)
- 場所:Regus 汐留ビルディング3F セミナールーム 〒105-0022 東京都港区海岸1-2-20
- 主催:CData Software Japan合同会社
- 席数:100名(先着順)
- オンライン配信:Zoom Webinar を予定


セッション概要
・400種類を超えるAPI に対応したCData MCP Servers とは?基本機能から活用方法まで解説
パートナーサクセスエンジニア 今西 涼

リリースしたばかりのCData MCP Servers でどのようなことができるのか? それぞれのクラウドサービスとLLMを組み合わせてどのように利用することができるのか? 基本コンセプトから機能概要、活用方法までをデモを交えながら解説します。

・API の実装から理解するMCP の仕組み
マーケティング & パートナーサクセスチーム マネージャー 杉本 和也

MCP というキーワードを聞いたことがあっても、その裏側の仕組み、LLM とどのように組み合わせて提供されているのか? 具体的にイメージが沸かない、実装内容がよくわからないという方はまだまだ多いのではないでしょうか。本セッションではMCP そのものに焦点を当てて、MCP Server・MCP Client そしてLLM、それぞれの仕様やメカニズム、API がどのようにやり取りしているのか? を徹底解説します。

・なぜCData は400種類ものMCP Server を一度にリリースすることができたのか? MCP とCData が持つコアエクスペリエンスの親和性とは? その裏側に迫る
シニアプロダクトスペシャリスト 浦邊 信太郎

CData Software で今回のMCP Server の製品開発のプロジェクトが始まったのは3月半ばでした。そこからプロトタイプの開発が始まり、たったの1ヶ月半ほどでこれだけ高機能かつ数多くのMCP Server のリリースを実現しています。このセッションではCData のコアテクノロジースタックと製品コンセプトを解説し、プロダクトの強みからLLM・MCP との親和性を紐解きます。

<CData Software について:https://www.cdata.com/jp/
CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。300以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Salesforce、TIBCO、アステリアなど200以上のデータ製品ベンダーにOEM されています。

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先
CData Software Japan 合同会社 マーケティングデスク
お問い合わせフォーム : https://www.cdata.com/jp/contact/
E-mail : press@cdata.co.jp

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