
国連開発計画(UNDP)とCiti Foundation主催のイベントで
2026年8月5日
学校法人金沢工業大学
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金沢工業大学(石川県野々市市)の学生2名が、2026年6月29日(月)、30日(火)にタイ・バンコクの国連会議センター(United Nations Conference Centre:UNCC)で開催された国連開発計画(UNDP)・Citi Foundation主催の国際会議「Youth Co:Lab Summit 2026 - 若者によるリーダーシップ、イノベーション、起業の未来を切り拓くユース・ムーンショット」に参加しました。
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参加したのは、学生団体「SDGs Global Youth Innovators」に所属する島田颯稀さん(大学院工学研究科ビジネスアーキテクト専攻1年)とAmanda Rosario Josephine Gabriella Anribaliさん(バイオ・化学部 生命・応用バイオ学科4年)です。
Amandaさんは、サミット公式プログラム「Forward From Failure Night」にスピーカーとして登壇し、日本への留学生活で経験した失敗や葛藤、その経験を通じて得た学びについて発表しました。
また、金沢工業大学が開発したSDGsゲーミフィケーション教材「THE SDGsアクションカードゲームX(クロス)」および「カーボンバジェットゲーム」の英語版を紹介し、多くの参加者に体験いただきました。
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アジア太平洋地域最大級の若者向けイノベーション・起業家育成プラットフォーム
「Youth Co:Lab」
Youth Co:Labは、国連開発計画(UNDP)とCiti Foundation※が2017年に共同設立した若者支援イニシアチブです。アジア太平洋地域の若者が、リーダーシップ、ソーシャルイノベーション、アントレプレナーシップ(起業家精神)を通じてSDGsの達成に貢献できるよう支援することを目的としています。
現在、Youth Co:Labはアジア太平洋地域28の国・地域で展開されており、これまでに40万人以上がプログラムに参加しています。また、4万8,000人を超える若手起業家を支援し、4,000を超える若者主導のソーシャルビジネスの創出・発展につながっています。
今回の「Youth Co:Lab Summit 2026」は、「若者によるリーダーシップ、イノベーション、起業の未来を切り拓くユース・ムーンショット」をテーマに開催。アジア太平洋地域の若手起業家、学生、政策立案者、投資家、教育関係者などが集い、若者主導による社会変革や持続可能な未来の実現に向けた事例共有や議論が行われました。
本サミットは、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)が開催する「第9回環境開発委員会(CED9)」に先立ち開催されました。
※Citi Foundation(シティ・ファウンデーション)
世界有数の金融機関である米国シティグループ(Citigroup)の慈善基金
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UNDPとの連携を背景に学生が参加
金沢工業大学ではこれまで、UNDPとの連携のもとで「Beyond SDGs人生ゲーム」の共同開発や、社会起業家育成プログラム「Movers for Entrepreneurs」の導入などを進めてきました。
また、2026年度には金沢工業大学の学生3名が「UNDP Student Ambassador Programme」に選出されるなど、国際機関との連携を通じた実践的な学びの機会を拡大しています。今回のサミットへの参加も、こうした継続的な協力関係のもとで実現しました。
金沢工業大学開発のSDGsゲーミフィケーション教材を世界へ発信
サミット期間中、金沢工業大学からはSDGsゲーミフィケーション教材「THE SDGsアクションカードゲームX(クロス)」および「カーボンバジェットゲーム」の英語版を紹介し、参加者へ体験機会を提供しました。
ゲームを通じて社会課題を「自分ごと」として考える学習手法や、金沢工業大学が推進するSDGs教育・探究学習の取り組みを紹介しました。
参加者からは、タイ版やフィリピン版、シンガポール版も制作したいと関心が寄せられたほか、教材開発の方法や教育現場での活用について多くの質問があり、国際的な教育連携の可能性について活発な意見交換が行われました。
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英語版「THE SDGsアクションカードゲームX(クロス)」を紹介。教材開発の方法や教育現場での活用について多くの質問があった
Amandaさんが公式プログラム「Forward From Failure Night」に登壇
Amandaさんは、若手起業家や若者リーダーが自身の失敗や挑戦を共有する公式プログラム「Forward From Failure Night」にスピーカーとして登壇しました。
約70名の参加者を前に、日本への留学生活で経験した失敗や葛藤を振り返り、「本当の壁は言語ではなく、『以前の自分』という固定されたイメージに縛られていたことだった」との気づきを発表しました。
また、慣れない環境や困難に直面するなかでも、自ら機会をつくり挑戦を重ねることで新たな可能性を切り拓いてきた経験を紹介し、失敗を成長への一歩として捉えることの大切さを国際的な舞台で発信しました。
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【学生コメント】
島田颯稀さん
サミットでは「参加すること」を目的とするのではなく、サミットを通して「自分に何ができるか」を考えて行動したことで、大学で行っている取り組みを発信する機会やその機会を通じた新たな出会いにつなげることができました。また、地域課題の解決に挑戦する同世代の姿から、行動しながら学び、改善することの大切さを改めて実感しました。
Amanda Rosario Josephine Gabriella Anribaliさん
サミットでは、本気で社会をより良くしようと行動している人たちに囲まれ、自分は決して一人でこの挑戦を続けているわけではないことを実感しました。世界には、無関心という態度ではなく主体的な挑戦を選ぶ同世代の仲間が数多くおり、その挑戦を支えるメンターや団体、コミュニティといったエコシステムが存在しています。そのことに気づき、「まずは自分も行動してみよう」と思える希望と自信を得ることができました。自分から一歩踏み出せば、新たな機会や支えてくれる仲間とのつながりは自然と生まれてくるのだと感じました。
今後の展望
金沢工業大学では今回のサミットで得た知見やネットワークを活用し、アジア太平洋地域の若者や教育機関との連携をさらに深めていきます。ゲームを活用した教育コンテンツの共同開発などを通じて、若者の学びと社会課題解決への行動を促進するとともに、SDGs達成に貢献するグローバル人材の育成を推進してまいります。
ご支援への御礼と今後の連携について
今回の「Youth Co:Lab Summit 2026」への学生派遣にあたっては、金沢工業大学のBeyond SDGsの普及・推進に向けた取り組みにご賛同いただいた地主アセットマネジメント株式会社からのご寄付の一部を、渡航費・滞在費等に活用させていただきました。同社からのご支援に、心より御礼申し上げます。
Beyond SDGs推進センターでは、若者が国内外の多様な人々と学び合い、社会課題の解決に挑戦する機会を継続的に創出しています。こうした活動をさらに発展させるため、活動趣旨にご賛同いただける企業・団体・個人の皆様からのご支援を受け付けています。
また、企業・団体・自治体・教育機関との共創を通じて、新たな教育・研究・社会実装の取り組みを推進しています。今後も国内外のパートナーとの連携を深めながら、若者の挑戦を後押しし、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
(関連情報)
Youth Co:Lab Summit 2026 Marks A Decade of Youth-led Innovation and a Moonshot of What Comes Next in Asia-Pacific
▶https://www.undp.org/asia-pacific/news/youth-colab-summit-2026-marks-decade-youth-led-innovation-and-moonshot-what-comes-next-asia-pacific
Beyond SDGs推進センターの活動を支えるご寄付・共創パートナーについて
▶https://www.kanazawa-it.ac.jp/sdgs/topics/2026/0626.html

