復興支援への感謝を込めて、石川の伝統を世界に発信 - Kyodo News PR Wire|RBB TODAY
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復興支援への感謝を込めて、石川の伝統を世界に発信



特別イベント「石川の日」が8月27日(水)から開催

2025年8月25日
EXPO2025 News Vol.13
大阪・関西万博メディアセンター

復興支援への感謝を込めて、石川の伝統を世界に発信 特別イベント「石川の日」が8月27日(水)から開催

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508253996-O3-90BlbVG3

加賀鳶梯子登り(金沢市・加賀鳶梯子登り保存会)

 

 2024年元日に発生した能登半島地震や夏の豪雨で甚大な被害を受けた石川県が、イベント「石川の日」(8月27日(水)~31日(日))を大阪・関西万博会場EXPOアリーナ「Matsuri」、EXPOメッセ「WASSE」で開催。復興支援への感謝を込めて、石川県に受け継がれてきた伝統文化、食文化など多彩な魅力を世界に発信します。

 

 27日(水)は「『石川の日』祭りイベント」。「いしかわの祭り~未来へつなぐ伝統と能登復興の響き~」をテーマに、加賀・能登を代表する祭りである「飯田燈籠山(とろやま)祭り」「あばれ祭り」「おかえり祭り」をはじめ、伝統芸能(御陣乗太鼓、山代大田楽など)、五輪種目にもなった「ブレイキン」などが一堂に集まる圧巻の“祭りステージ”をEXPOアリーナ「Matsuri」で披露します。さらに、華麗な風流灯籠「キリコ」の担ぎ体験をはじめ、獅子舞や太鼓たたきなど、実際に祭りの熱気を体感できる体験イベントも実施します。

 

 また27日(水)~31日(日)は「『石川の日』食文化イベント」がEXPOメッセ「WASSE」で開催されます。石川県を代表する若手シェフが、能登・加賀の食材を使って作る「万博限定メニュー」を提供。さらに地酒の飲み比べ、菓子職人による「和菓子づくり体験」、世界大会優勝経験を持つジェラート職人による「万博オリジナルジェラート」販売など、石川の食の魅力を「見て」「食べて」「触れて」楽しめます。石川が歩む“復興と再生”、そして“未来への希望”を、五感で感じられるまたとない機会です。

 

 

【祭りイベント】 伝統の舞がつなぐ、絆と感謝

県内20団体が伝統の祭りや舞を披露、パリ五輪代表と子どもたちによるダンスステージも

■日程=8月27日(水) 10時30分~17時30分(10時開場)

■場所=フューチャーライフゾーン EXPO アリーナ「Matsuri」

https://expo2025-ishikawa.jp/

 

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お熊甲祭(七尾市・能登なかじま枠旗祭実行委員会)

 

 「石川の日 祭り」では、能登町の「あばれ祭」や珠洲市の「飯田燈籠山(とろやま)祭り」をはじめ、県内20団体、総勢1000人以上の出演者による多彩な伝統芸能や踊りが、万博会場の特設ステージに次々と登場。熱気と躍動感に満ちた演舞が、観客の心を揺さぶります。併せて、県内19市町の魅力を紹介するPRブース、1200年以上の歴史を持つ「輪島朝市」の出張、復興の歩みを伝える展示も展開され、前を向く能登の“いま”が、さまざまな表現を通じて会場全体に深く響きます。

 

 注目は、能登半島中央部に位置する七尾市から参加する「お熊甲(くまかぶと)祭」。約400年の歴史を持ち、五穀豊穣を願って毎年9月に行われる神事として、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。天狗面をつけた猿田彦の先導で、男衆が高さ約20メートルの真紅の旗を掲げ、鐘や太鼓の音に合わせて町内を練り歩きます。なかでも「島田くずし」と呼ばれる、旗を地面すれすれまで傾ける妙技は、担い手の熟練と気迫を体現する見どころとなっています。

 

 自宅が半壊するなど、震災の被害を受けながらも参加を決意した丸山善広さん(能登なかじま枠旗祭実行委員会企画担当)は、「氏子総代会(氏子の代表者や町会長などの集まり)でも『祭りの文化を絶やしてはいけない』という声が多く、震災には負けないというパワーを感じた。多くの方々に助けられたことへの感謝を、万博の舞台で伝えたい」と語ります。

 

 昨年は、豪雨に見舞われ中止となってしまった「お熊甲祭」。今年の9月の地元での開催に先立ち、万博会場にお目見えします。当日は4本の旗が掲げられ、現地でも披露したことのないハイペースで行われる「島田くずし」にも注目です。

 

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 当イベント開催にあたり、石川県文化観光スポーツ部 文化振興課 企画管理グループ専門員の浜田大志さんは、「能登の祭りは、地域の方々にとって魂の拠り所ともいえる存在であり、復興の象徴。全国から寄せられた支援が、前を向く大きな力になった」と話します。「当イベントを通じて、元気を取り戻しつつある能登の『いま』を発信し、来場された皆さまには石川・能登の応援団になっていただけたら」と、継続的な関心と支援を呼びかけます。

 

 イベントではこのほか、加賀の祭りや韓国の伝統芸能団との国際的な交流ステージのほか、パリ五輪ブレイキン日本代表・大能寛飛さん(おおのひろと、Hiro10)が出演するなど、ここでしか見られない多彩なプログラムにもご注目ください。

 

 

【食文化イベント】 石川の美食、世界へ

万博限定会席料理、地酒飲み比べ、世界最高峰のジェラートなど石川の食の魅力を五感で体感

■日程=8月27日(水)~31日(日) 10時~21時(9時開場) ※31日は12時まで

■場所=西ゲートゾーン EXPO メッセ「WASSE」

https://expo2025-ishikawa.jp/

 

 8月27日(水)から31日(日)までの「石川の日 食文化」では、県内の食と伝統の粋を体験できる多彩なプログラムが展開されます。若手トップシェフ3人(※1)が、能登・加賀の旬の食材を用いて創作する「万博限定メニュー」は、輪島塗や九谷焼などの器に盛られ、昼夜それぞれ異なる会席の特別コースとして提供(満席のため予約受付は終了しています)。その他、地元の蔵元が登壇する地酒セミナー(各回先着16名)や、和菓子職人から学ぶ和菓子づくり体験(各回先着20名)など、味わうだけでなく“触れて学べる”機会も充実しています。石川県商工労働部 産業政策課 基幹産業・食文化推進グループ 専門員 栂宗一郎さんは「石川の魅力を五感で感じてもらえる体験型のイベントになっている。本イベントを楽しんだあとは、ぜひ現地にも足を運んでほしい」と話します。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508253996-O10-V490DY66

 

 加えて注目は、世界一の称号を持つジェラート職人(※2)・柴野大造氏による「マルガージェラート」。能登半島地震からの復興の想いを込め、能登の食材をふんだんに活かした万博限定のオリジナルフレーバーや、世界大会受賞ジェラートを含む6種が登場します。このほか、食をテーマにした伝統工芸品の特別展示や県産品の展示販売、復興を伝える映像展示などさまざまなコンテンツで石川の魅力を発信します。

(※1)輪島「ラトリエ・ドゥ・ノト」池端隼也氏、「一本杉川嶋」川嶋亨氏、料亭「大友楼」八代目当主 大友佐悟氏

(※2)2017 Sherbeth Festival 2017(イタリア・パレルモ) 総合優勝 世界チャンピオン(アジア人初)

 

 

【コラム】

能登半島地震でも奇跡的に無傷であった「復興シンボルの一つ」

輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」

 

 輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」は、直径1mにもおよぶ大迫力の地球儀で、漆黒と金の発色の繊細な美しさが特徴の輪島塗の代表的な作品です。

 

 2024年1月1日の能登半島地震でも奇跡的に無傷であった「復興シンボルの一つ」であり、「対立や分断を超えて他者に思いを巡らすことの意味を世界に向け伝えていきたい」との願いも込められています。

こちらの地球儀は会期中、地球儀と同じ名称の施設「夜の地球 Earth at Night」で展示されています。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508253996-O11-0YNZjOA3

画像提供:石川県輪島漆芸美術館

(詳細:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250317-02/)




 

 9月3日(水)以降開催 主な催事会場でのイベント情報(一部)

開催日時、内容は告知なく変更する場合がございます。最新情報はこちらから、イベント名を入力してご確認ください。

https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events

 

■ナショナルデー

「大阪・関西万博」の会期中、ほぼ毎日繰り広げられる「ナショナルデー」。

国ごとにテーマを定め、公式式典や多彩な文化プログラム、パレードなどが開催されています。

9月3日(水) オーストラリア連邦

9月4日(木) マーシャル諸島共和国

9月5日(金) アルメニア共和国 ※パレード実施予定(12時20分~12時50分、NDホール側のリング下出発)

9月6日(土) パナマ共和国

 

■演劇

 

「何かようかい ~つながるあそび~expo2025 ver.」

日時:9月6日(土)14時30分~16時、18時~19時30分

場所:エンパワーリングゾーン フェスティバル・ステーション

内容:個性豊かな妖怪たちが、日本の昔ながらの遊びや伝統的なしきたりを、壮大な音楽とスキルフルなパフォーマンスで魅せる! それぞれの演目には「家族の絆」がテーマとして織り込まれ、観る人すべての心に響く、心温まるストーリーが展開されます。老若男女、国籍を問わず楽しめるエンターテインメント! 世界レベルのパフォーマンスを間近で体感できるのは、今ここだけ!日本の文化と妖怪の魅力が融合した、ここにしかない特別な舞台。観た後には、きっと家族や友達との絆がもっと深まる――そんな特別な時間をお届けします。

 

URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/35171e51-a664-47ea-be1b-0f436ec286d9

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508253996-O13-9gsYo8g1

 

■展示

 

「Sports Future Lab ~スポーツがつくる未来~」

日時:9月3日(水)~8日(月)10時~20時30分(最終日は18時まで)

場所:西ゲートゾーン EXPO メッセ「WASSE」

内容:スポーツ庁主催の本イベントでは、スポーツの魅力を来場者の方々にお伝えできるよう、「スポーツを通じた共生社会」「スポーツを通じた健康長寿社会」「スポーツで活性する経済・社会」という3つのテーマを設けて、好事例や先端の技術を活用した新しい「する」「みる」「ささえる」のスポーツ体験の発信などを行います。

 

URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/a8209163-a2f4-4d6b-ac7b-76874c1549e7

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508253996-O14-4605sx42

 

 

「九州の宝を世界へ ~Treasure Island・KYUSHU~」

日時:9月3日(水)~5日(金)10時~20時

場所:西ゲートゾーン EXPO メッセ「WASSE」

内容:九州はまさに「Treasure Island(宝島)」。その豊かな自然や歴史、文化、そして魅力的な食材を一度に体験できる場が、大阪・関西万博に登場します。
九州の全てを五感で楽しむことができる参加型パビリオンにぜひご来場ください!
あなたの心に新たな旅の始まりを感じさせ、九州の宝を未来と世界へとつなぐ場となります。

 

URL https://treasure-island-kyushu.com/

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508253996-O15-LnBesSKL

 

■音楽

 

「【ルーマニア】ブカレスト国立歌劇場管弦楽団」

日時:9月4日(水)※時間はVisitorsで今後公表予定

場所:東ゲートゾーン EXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」

内容:ブカレスト国立歌劇場管弦楽団のレパートリーには、シプリアン・ポルンベスク、フランツ・フォン・スッペ、ジョアキーノ・ロッシーニ、ルッジェロ・レオンカヴァッロ、ジュゼッペ・ヴォルディ、カミーユ・サン=サーンス、シプリアン・ポルンベスク、ジャコモ・プッチーニ、ジョルジュ・ビゼー、ジャック・オッフェンバックなど、ルーマニアを代表する普遍的な先品が含まれる。巨匠ダニエル・ジンガの指揮のもと、テオドラ・ゲオウギウ(ソプラノ)、ルくサンドラ・ドノセ(メゾンプラノ)、ダニエル・マグダル(テノール)、ヨルダーシュ・バサリック(バリトン)の国際的ソリストが、来場者に特別でユニークな演奏を提供します。

 

URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/5748fd72-a905-4bbc-b4d8-c14d5c730ae9

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