TPCマーケティングリサーチ株式会社、医薬品原薬・中間体市場について調査結果を発表 - DreamNews|RBB TODAY
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TPCマーケティングリサーチ株式会社、医薬品原薬・中間体市場について調査結果を発表

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、医薬品原薬・中間体市場について調査を実施、その結果を発表した。

【調査結果】
◆ 2024年度における医薬品原薬・中間体の国内市場は、前年度比2.4%増の5,906億円となった。同市場は、高薬理活性原薬や、中分子医薬品およびジェネリック医薬品向け製品の需要増が成長ドライバーとなっている。

◆高薬理活性原薬では、高齢化の進行を背景に、主に抗がん剤向け原薬の需要が拡大している。各社の動向をみると、藤本化学製品は抗がん剤に使用される同原薬の出荷が増え、販売高が伸長。また、浜理薬品工業は、高薬理活性ペプチド注射剤向けの販売高が増加している。

◆中分子医薬品向けでは、核酸原薬とペプチド原薬の受託合成が、市場拡大を牽引している。具体的にみると、住友化学は核酸原薬の受託合成事業に注力し、販売高が拡大。日産化学は、アンチセンス核酸とペプチドの合成で受託実績を伸ばしている。

◆ジェネリック医薬品向けでは、同医薬品の使用促進が進む中、低コスト化を実現する原薬・中間体が、市場拡大に貢献している。例えば、白鳥製薬は同医薬品向けに輸入販売品を提供し、低コスト化を推進する顧客の需要を取り込んでいる。加えて、富士フイルムワコーケミカルと東レ・ファインケミカルは、高い生産効率を強みとする合成技術を活用し、受託件数が拡大している。

◆一方、新薬向け高付加価値製品の売上規模は、特許切れなどの影響により鈍化傾向となっている。具体的にみると、UBEは主要顧客の新薬向けに製品を展開していたものの、特許切れによって販売が縮小。さらに、日産化学の高コレステロール血症治療薬「ピタバスタチンカルシウム水和物」は、2013年に国内物質特許満了に伴い、販売高が減少している。


【調査要覧】
<調査対象企業>
・住友化学
・UBE
・ダイト
・藤本化学製品
・協和発酵バイオ
・浜理薬品工業
・大阪ソーダ
・トクヤマ
・富士フイルムワコーケミカル
・神戸天然物化学
・アルプス薬品工業
・有機合成薬品工業
・室町ケミカル
・富士化学工業
・日産化学
・白鳥製薬
・堺化学工業
・東レ・ファインケミカル

【調査実査日】
2025年4月~2025年11月




<資料名>
2025年 医薬品原薬・中間体の市場分析調査
―核酸・ペプチド・高薬理が市場成長の柱に―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/chemical_lifesciences/mr410250672
発刊日:2025年11月20日   頒価:108,900円(税込)



【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com


配信元企業:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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