埼玉が舞台の映画「サクラ咲く」、川越での上映延期決定 ユーチューブで3日間限定でノーカット配信を予定 - DreamNews|RBB TODAY
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埼玉が舞台の映画「サクラ咲く」、川越での上映延期決定 ユーチューブで3日間限定でノーカット配信を予定



川越駅前アトレマルヒロ(川越市脇田町)にあるレンタルホール「スペース・セブン」で3月29日(日)に予定していた、埼玉の魅力再発見映画「サクラ咲く」の上映が延期となる。

 当初、観覧希望者全員にアルコール消毒を必須とした上で、マスクを配布するなど、新型コロナ感染症対策を万全にした上での開催を予定していたが、感染拡大懸念が広がったことを受け、施設側の要請に従い延期を決めた。

 同作品は、歌手になることを夢見る少女「さくら」が大人になり、さまざまな困難や苦しみに立ち向かいながら紅白出場を目指して活動していたところ、大手レコード会社からメジャーデビューの話が舞い込む。上京当日、「さくら」の何気なく発した一言がSNSで拡散し、全てが白紙になったと告げられる。途方に暮れるが、地域の人たちに支えられ、大切なことに気付き、人間的にも成長していく。「郷土愛」「友情」がテーマの作品。

 地元の芸能プロダクションK・K TOWN(ケイ・ケイ タウン)が製作。主演は同プロ所属のタオン。タオンは歌手として活動する一方、複数のケーブルテレビでMCを担当するほか、「ご当地ソング100曲制作宣言」をするなど活動の幅を広げている。

 エグゼクティブ・プロデューサーの加藤貴博代表は「約8カ月に及ぶ撮影だったが、川越をはじめ狭山、所沢、本庄、熊谷など多くの場所でロケができた。二代目蝦夷での撮影では、フードファイターのMAX鈴木さんやラスカル新井さんらが出演してくれてありがたかった」と振り返る一方、「全世界に広がりを見せている新型コロナの感染拡大の一日も早い終息を願っている」とも。

 初上映は上里町で1月11日に行った。加藤さんは「大野元裕埼玉県知事からのメッセージが読み上げられたとき感動で胸がいっぱいになった。数日後、主演を務めたタオンらと大野知事を表敬訪問できて最高だった。2カ月後に全国、いや世界中を巻き込んだこのような非常事態になっているとは思わなかった」と話す。

 主人公「さくら」を演じたタオンさんは「歌うことと同じくらい演技にも興味があった。昨年12月に主演の話を頂いたときはうれしさと不安でいっぱいだったが、周囲の人たちが支えてくれた。食べたり、走ったり、山に登ったり、泣いたり笑ったり、それぞれのシーンが思い出深い。川越でもいろいろなシーンを撮影した。知っている場所を探しながら見てほしい」と振り返る。「不安な日々となっているが、以前のような芸能・文化を発信できる時が戻ってくると信じる」と話す。

 映画上映の日時は未定だが、3月29日~31日までの3日間、ユーチューブで映画『サクラ咲く」を限定公開する。アドレスはSNSで発表予定。


配信元企業:K・K TOWN
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