女優コ・ミンシが、再び公式の場を欠席した。
学生時代のいじめ疑惑を否定し活動を再開したなか、その不在に注目が集まっている。
10月28日午前11時、ソウル・永登浦(ヨンドゥンポ)区のフェアモント・アンバサダー・ホテルでは、Netflixシリーズ『クルアルバ -おいしいバイト-』の制作発表会が行われた。
制作発表会にはキム・ダミン監督、ハン・ジュニ企画総括、俳優キム・ミンハ、イ・ヒジュンが出席し、作品について語った。
『クルアルバ -おいしいバイト-』は、時給50倍から始まる“高待遇バイト”だけを紹介する怪しい人材紹介所を舞台に、青年ヒョクジュン(イ・ジェウク)が悪夢のような労働現場に投入されることで繰り広げられる、生計型ホラーシリーズだ。
主人公ヒョクジュン役のイ・ジェウクが兵役中のため制作発表会を欠席したなか、もう一人の主演であるコ・ミンシも姿を見せず、注目を集めた。

これについて所属事務所MYSTIC ACTORS側は先に、「現在撮影中の作品があり、スケジュールの都合で出席できなくなった」と説明していた。しかし、コ・ミンシは先月開催された「第31回釜山国際映画祭」の関連イベントにも出席しておらず、その動向に関心が集まっている。
当時、『クルアルバ -おいしいバイト-』は「第31回釜山国際映画祭」の「オンスクリーン」部門に招待され、キム・ミンハ、イ・ヒジュン、ユン・ギョンホ、キム・ダミン監督らが釜山を訪れていた。特にこの日は、兵役中のイ・ジェウクが休暇を取り、客席から参加していたこともあり、コ・ミンシの不在がさらに注目された。
これを受け、一部では、コ・ミンシが公式の場に姿を見せていないのは、昨年浮上した校内暴力疑惑の影響ではないかとの推測も出ている。
コ・ミンシに浮上した疑惑
昨年5月、オンラインコミュニティには、中学生時代にコ・ミンシから校内暴力の被害を受けたとする暴露文が投稿された。そこには、彼女が中学時代から複数の同級生に対し暴力や金品の強奪を行っていたことや、障害のある生徒を嘲笑していたこと、窃盗やいじめを主導していたことなど、具体的かつ衝撃的な内容が列挙されていた。さらに、「中学1年の頃から中絶の噂があった」「非行グループと関わり集団暴行を働いていた」などの証言も加えられた。
これに対し所属事務所側は、「該当内容は明白な虚偽事実であり、事実無根」と否定。法的対応に乗り出した。
コ・ミンシは2021年にも、未成年時の飲酒疑惑が浮上していた。当時、コ・ミンシは「否定することなく、写真の中の人物は私で間違いありません」とし、「過去の行動が間違っていたことを認識しており、過去の自分の姿に責任を痛感しています」と、未成年時の飲酒を認めて謝罪した。

その後、校内暴力疑惑まで浮上し、活動に大きな影響を受けたコ・ミンシは、疑惑を全面的に否定しつつ、予定されていた次回作のスケジュールをこなした。その作品が『クルアルバ -おいしいバイト-』だ。
しかし、いじめ疑惑の影響でドラマ『グランド・ギャラクシー・ホテル』(原題)への出演は白紙となり、「イベントの趣旨が変質する」ことを理由にブランドイベントも欠席した。
特にコ・ミンシは昨年8月、自ら文章を投稿し、「断言しますが、校内暴力をした事実はありません。被害者だと主張する人物の身元も確認されておらず、校内暴力を立証する明確な状況証拠もありません」と主張。さらに、「加害者ではないことを証明する資料はすべて提出しており、捜査が進行中です。虚偽の暴露についても最後まで法的責任を問います。嘘が事実であるかのように断定されるインターネット社会の残酷さを、すべての人に知ってほしいです」とし、校内暴力疑惑を改めて否定した。
その後、SNSの更新も減り、沈黙を続けていたコ・ミンシは、今年1月に映画『モラル・ファミリー』(原題)への出演を知らせ、活動再開を予告した。
ただ、騒動以降、現在まで一度も公の場で大衆や報道陣の前に姿を見せていないだけに、コ・ミンシの今後の動向に関心が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇コ・ミンシ プロフィール
1995年2月15日生まれ。韓国・大田広域市出身。20歳のときにウェディングプランナーとして就職したが、女優の夢を諦められずソウルに上京。その後、ウェブドラマや短編映画に出演し経験を積む。2018年の映画『The Witch/魔女』で、主人公ジャユン(演者キム・ダミ)の親友役を演じて話題に。2020年にはNetflixオリジナルシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』で“バレエ少女”イ・ウニュ役を熱演し、2023年7月26日に韓国で公開された映画『密輸 1970』での演技が評価され、“韓国版アカデミー賞”ともされる「第44回青龍映画賞」で新人女優賞を受賞した。
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