NHK総合にて、22日『熱談プレイバック』「恋とおしゃれと桜・作家宇野千代の痛快人生!」を放送する。

同番組は、昭和・平成のヒーローやヒロイン、感動の実話を〈お宝映像〉と〈講談師の話芸〉で描くシリーズだ。今回は、28日からスタートする連続テレビ小説「ブラッサム」の主人公のモデルとなった作家・宇野千代の物語が取り上げられる。
宇野千代は明治30年(1897年)、山口県に生まれた。文学の道へ進み、小説家や画家との結婚・同棲を経ながら話題作を次々と発表。その活躍は小説にとどまらず、恋人とともに日本初の本格ファッション誌『スタイル』を創刊し、大きな成功を収めた。
しかし、雑誌の売れ行きによる豪遊生活の末に巨額の脱税が発覚し、一転して奈落の底へ。それでも宇野千代はへこたれることなく、今度は自らデザインした着物作りに挑戦するという逆転劇を演じる。抱えた借金はなんと1億円にのぼったとされるが、「私のしたことをあれこれと言う人はあるけども、私に罪がないと思うのよ」と言い放つほどの強さを持ち続けた。


晩年には、枯死寸前だった岐阜の「淡墨桜」(樹齢1200年の桜の古木)の復活に情熱を注ぎ、その感動エピソードも広く知られている。いくつになってもおしゃれをして、恋をして、好きなものに向かって真っ直ぐに生き続けた宇野千代の生き様は、現代を生きる私たちへの力強いメッセージである。
番組では、名作小説『色ざんげ』の誕生秘話や、ファッション誌創刊の経緯、着物デザイナーとしての復活劇、そして淡墨桜復活の感動エピソードなど、多彩なエピソードが紹介される予定だ。








