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繰り返されたDJ SODA騒動の“あの構図” 「そんな服だから」KATSEYEメンバーの被害告白に心無い声

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繰り返されたDJ SODA騒動の“あの構図” 「そんな服だから」KATSEYEメンバーの被害告白に心無い声
  • 繰り返されたDJ SODA騒動の“あの構図” 「そんな服だから」KATSEYEメンバーの被害告白に心無い声

ガールズグループKATSEYE(キャッツアイ)のメーガンが、ステージ上で同意のない身体接触を受けたと明かした。

その告白後、議論は思わぬ方向へ広がった。

【画像】「数人が…」DJ SODA、大阪で“被害”の瞬間

「そんな服なら誤解されても仕方ない」「つかめるほどあるのか」「ノイズマーケティングではないか」。メーガンの衣装や身体、さらには被害の訴えそのものを揶揄するような言葉まで飛び交ったのだ。

どこかで見た光景でもある。

3年前、日本の音楽フェスで被害を訴えたDJ SODAをめぐっても、よく似た反応が起きていた。

「そんな服を着ていれば誤解される」

メーガンが自身の経験を明かしたのは、フランス・パリのアコー・アリーナで行われたKATSEYEのワールドツアー公演後だった。

メーガン
(写真=メーガンInstagram)KATSEYE・メーガン

ファンプラットフォームを通じて、客席付近でファンと交流していた際、「誰かが自分の胸をつかんだ」と説明。驚き、ショックを受けたと明かしたうえで、「不適切な部位に触れたり、不適切な形で身体に触れたりすることはやめてほしい」と訴えた。

一方で、ファンとの近い距離での交流そのものを否定したわけではない。

メーガンは、ファンが興奮する気持ちは理解しているとしたうえで、「互いに尊重し、この美しい瞬間を安全に共有できれば」と呼びかけている。

近くでファンと交流することと、身体のどこに触れてもいいことは別。彼女の訴えは、そう整理できるだろう。

しかし、その告白が韓国で報じられると、一部のオンライン上では別の論点が持ち込まれた。

「写真だけ見ればストリップショーのようだ」「そんな服を着ていれば誤解される」「つかめるところがあるのか」「ノイズマーケティングでは」。

接触した行為そのものだけでなく、メーガンの服装や身体、さらには被害を訴えたことまでが論評の対象になったのだ。

3年前のDJ SODA騒動と重なる反応

この流れは、2023年8月に大阪で起きたDJ SODAの一件とよく似ている。

DJ SODA
(写真提供=OSEN)DJ SODA

DJ SODAは当時、大阪で行われた音楽フェスで観客に近づいた際、複数の観客から胸などを触られたと告白した。「一人ではなく数人が突然胸を触った」と明かし、強い恐怖を感じたことも伝えている。

主催者側はその後、不同意わいせつなどの容疑で男女3人を刑事告発。3人は謝罪し、DJ SODAは謝罪を受け入れて和解した。

その一方で、ネット上ではDJ SODAの服装やパフォーマンスに言及する声も相次いだ。

「露出が多い服を着ていた」「そんな格好なら仕方がない」。さらには、日本のアニメ映画監督がSNS上で彼女の訴えを「美人局」と表現し、批判を浴びる事態にもなった。

これに対してDJ SODAは、「露出のある服を着ていたとしても、私に触ったり、セクハラをしたりする権利はない」と反論している。

3年後、メーガンの一件で並んだ言葉にも、似た発想が見える。衣装はどうだったのか。なぜ観客に近づいたのか。話題作りではないのか。接触した行為と並行して、被害を訴えた側の行動にも理由を求めようとする反応だ。

その結果、DJ SODAもメーガンも、服装やファンとの距離と、同意のない身体接触は別の問題であることを改めて説明することになった。

DJ SODAは服装について直接反論し、メーガンもファンとの交流を大切にしたいという姿勢を示しながら、その中にも守ってほしい身体的な境界があることを伝えている。

客席に降りることと、身体を自由に触らせることは同じではない。衣装をどう選ぶかと、他人が同意なく身体に触れることも別の話だ。

なぜ被害告白のあとに「服装」が語られるのか

今回の2つのケースから見えてくるのは、アーティストとファンの距離が近づくほど、その境界線も意識する必要があるということだろう。

KATSEYE
(写真提供=OSEN)KATSEYE

近年のライブでは、アーティストがステージを降りて客席に入り、手を握ったり、至近距離で交流したりする演出もある。ファンにとっては忘れられない瞬間になり、アーティスト側にとっても観客の熱量を直接感じられる時間になる。

そうした近さが成立するためには、どこまでが許される交流なのかという認識も共有されている必要がある。

そして今回、もう一つ目を引いたのが被害告白後に向けられた言葉だった。

DJ SODAのときには「美人局」、メーガンには「ノイズマーケティング」という表現が登場した。いずれも接触行為そのものとは別に、「なぜ被害を訴えたのか」という動機にまで疑いを向ける言葉だ。

3年という時間を挟み、起きた国も人物も異なる。それでも、被害を訴えた女性の服装や行動に視線が移り、さらに告白そのものの意図まで疑われるという流れには、確かに重なる部分がある。

メーガンは、ファンとの近い交流そのものを拒んではいない。「互いに尊重し、安全にこの瞬間を共有したい」と話している。

ファンとの距離を縮める演出が増えるほど、その距離をどこまで近づけてよいのかも問われるようになる。

3年前のDJ SODAをめぐる騒動と似た言葉が再び並んだ今回の一件は、アーティストとファンの「近さ」を支えるルールについて、改めて考えさせる出来事となっている。

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《スポーツソウル日本版》

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