メジャーリーグ挑戦を終えたコ・ウソクが、“古巣”LGツインズに戻る。
9月1日午後に韓国へ入国し、契約を最終的にまとめる見通しだ。
LGツインズ関係者は同日、本紙『スポーツソウル』の取材に対し、「コ・ウソクと前向きな話を交わしたのは事実だ。コ・ウソクは1日午後、仁川国際空港を通じて入国する予定だ」と説明した。
先立って8月29日、残念な知らせが届いた。
MLBのミネソタ・ツインズは、野手ウォーカー・ジェンキンスをロースターに登録するため、アラン・ロデンをマイナーリーグのトリプルAに降格させ、コ・ウソクを40人ロースターから外してDFA(事実上の戦力外)としたと発表した。
コ・ウソクには2つの選択肢があった。
1つ目はアメリカに残り、メジャー挑戦を続けること。2つ目はLGツインズに復帰することだった。

そもそも7月にも、コ・ウソクは古巣復帰に近づいたことがあった。ヨム・ギョンヨプ監督は、「7月にウソクが戻ってくると思って準備していた。ウソクもメジャー昇格がかなわなければ、必ずLGに戻るという状態だった」と説明していた。
しかし7月にミネソタと契約したことで、LG復帰は実現しなかった。
それでも、再び選択を迫られた今回、コ・ウソクは古巣復帰を決断した。2023年シーズンにチームの韓国シリーズ優勝に貢献し、アメリカへ渡って以来、3年ぶりの“カムバック”となる。
もちろん、今LGに戻ったとしてもポストシーズンには出場できない。
韓国野球委員会(KBO)の規定上、兵役を終えて復帰した選手を除く国内選手は、7月31日時点で球団の選手として登録されていなければ、ポストシーズンの出場資格を得られない。
それでも、レギュラーシーズンへの出場は可能だ。これだけでもLGにとっては大きな戦力となる。
現在、LGはブルペンに苦しんでいる。チャン・ヒョンシクは負傷で離脱中。さらにキム・ジンソンまで負傷し、戦列を離れた。残る投手たちも試合ごとの好不調が大きい。そのため、順位争いも簡単ではない。
コ・ウソクが加われば、確実に計算できるカードが一枚増えることになる。ブルペンの負担も少しは軽減できる。

9月のアジア大会期間中にキム・ヨンウが離脱する状況を考えても、コ・ウソクの復帰は歓迎材料だ。
LGは後半戦開始後、気づけば8連敗を喫し、最上位争いから大きく後退した。1、2位のサムスン・ライオンズ、KTウィズとの差よりも、下位にいたKIAタイガース、斗山ベアーズとの差のほうが近くなっている。現在はKIAとゲーム差なしで、順位では一つ下の4位につけている。
まだ最上位争いを諦める段階ではない。さらに、KIA、斗山との差も再び広げなければならない状況だ。
そこへコ・ウソクが加わる。残り約30試合というなか、LGにとって流れを変える好機になりそうだ。
なお、コ・ウソクは2023年のWBC開幕前、大谷翔平との対戦について問われた際、「(大谷に)投げるところがなければ、痛くないところに当てなければならない」と発言し、物議を醸した。
◇コ・ウソク プロフィール
1998年8月6日生まれ。韓国・仁川出身。身長180cm。高校卒業後の2017年にLGツインズでプロデビュー。2019年に韓国プロ野球史上最年少となる30セーブ(21歳1カ月7日)を達成。2022年に42セーブでセーブ王に輝き、韓国プロ野球史上19人目となる通算100セーブに到達。2024年1月にサンディエゴ・パドレスと契約して渡米。2026年7月には金銭トレードでミネソタ・ツインズへ移籍し、念願のメジャーデビューを果たした。MLBでは4試合に登板し、1ホールド、防御率9.00を記録した。韓国代表では2019年プレミア12、2021年東京五輪、2023年WBC、杭州アジア大会に出場。2023年1月、元中日ドラゴンズのイ・ジョンボム(李鍾範)の娘で、イ・ジョンフの妹イ・ガヒョンと結婚した。
■「妻がかわいそう」大谷の第2子誕生に日本で批判、韓国メディアも驚き



