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“韓国国籍を放棄”した有名スケーター、競技人生の岐路に 中国で「500mを手放して」と提言

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“韓国国籍を放棄”した有名スケーター、競技人生の岐路に 中国で「500mを手放して」と提言
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かつてのライバルが指揮官に。

中国代表となった元韓国人アスリートが、岐路を迎えている。

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中国のポータルサイト「百度」に8月24日(日本時間)、元韓国代表のショートトラック選手、林孝埈(リン・シャオジュン)が2030年フランス・アルプス冬季五輪に出場するためには、種目と代表チーム内での役割を変える必要があると主張するコラムが掲載された。

先立って中国国家体育総局冬季運動管理センターは12日、公募を経て、武大靖(ウー・ダージン)を代表監督に選任した。1994年生まれの武大靖は今年初めに現役を引退したばかりで、指導者としての経験もほとんどないことから、非常に予想外の人事だった。

監督の公募では、中国人指導者だけでなく、韓国を含む外国人指導者も候補として名前が挙がっていた。しかし中国は、引退直後の武大靖に代表チームの再建を託した。

武大靖
(写真提供=OSEN)現役時代の武大靖

武大靖は現役時代、ショートトラック男子500mの“最強選手”として名を馳せた。ショートトラック史上、最も速い選手の一人と評価され、2018年平昌五輪と2022年北京五輪で金メダルを獲得している。

今回の選任にあたって中国国内では、実力以外の背景を指摘する声もある。武大靖は2022年、中国共産党第20回全国代表大会で吉林省代表に選出された。こうした政治的な立場が、異例の抜擢にも影響したのではないかとの見方だ。

そんな“新人”武大靖の最初の課題は、2026年ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得できなかった中国ショートトラックを、再びトップレベルへ押し上げることだ。世代交代も避けられないなか、チーム最年長の一人である林孝埈の去就と役割が重要な問題として浮上している。

2人は、ほんの数年前までライバルだった。平昌五輪の男子500mでは武大靖が金メダルを獲得し、当時は韓国代表のイム・ヒョジュンとして出場していた林孝埈が銅メダルを手にした。林孝埈より2歳年上の武大靖が、今では彼のトレーニングや試合への出場を決める監督となった。

林孝埈は以前、武大靖について「兄さんほど僕を理解している人はいない」と語ったことがある。しかし、このコラムでは、選手を理解することとチームを運営することはまったく別の問題だと指摘している。

最大の懸念材料は、林孝埈のコンディションだ。「林孝埈は腰や脛、足首、手首、指などにわたり、9度の大きな手術を受けている。体は嘘をつかない」と主張。さらに「林孝埈は30歳。ショートトラック選手としてはすでに全盛期を過ぎた年齢だ。2026年五輪を見た人々は、彼がカーブで追い抜く際に力が落ちていたと指摘した。これは身体が発しているサインだ。9度の手術を受けたということは、それだけ身体に9度メスを入れたという意味だ」と指摘している。

そんななかで示された解決策は、種目の変更だ。爆発的なスタートと高強度のトレーニングが求められる500mから離れ、かつて強みを見せていた1000mと1500mに再び集中すべきだという。

さらに、リレー代表から外す案まで取り上げた。現在、よりコンディションの良い若手選手をリレーに起用し、林孝埈には個人の中長距離種目と後輩を率いる役割を担わせるべきだという。

コラムでは「武大靖が決断を下すべき時だ。林孝埈に高強度のトレーニングが必要な短距離ではなく、中長距離種目に専念させることもできる」と主張。さらに「リレーチームでは林孝埈を外し、コンディションのより良い若手選手を選ぶ方法もある」と付け加えた。

林孝埈
(写真提供=OSEN)林孝埈

中国代表には、ハンガリー代表として五輪で2度金メダルを獲得した後、中国に帰化した劉少昂(リウ・シャオアン)もいる。短距離は劉少昂に任せ、林孝埈は1000mと1500mに専念する形で役割を分担できるという構想だ。

林孝埈にとって中長距離は決して未知の種目ではない。むしろ、競技人生の出発点であり、全盛期を謳歌した舞台でもある。韓国代表として出場した平昌五輪では、男子1500mで金メダルを獲得した。

中国帰化後は、相次ぐ負傷や体力面の問題を抱えたことで、主戦場を500mに変更。この転向は一時的に成功を収めており、2024年ロッテルダム世界選手権の男子500mで優勝した。

近年、500mの競争はさらに激しくなっている。オランダのイェンス・ファント・ト・ワウトやカナダのウィリアム・ダンジヌーら欧州・北米の若手選手がスピードを伸ばしており、林孝埈が短距離で優位に立つのは難しくなったとの評価もある。

2030年フランス・アルプス五輪が開催される頃、林孝埈は34歳になる。「百度」のコラムは、現在のように500mとリレーでの競争を続けるよりも、体力を配分しやすい中長距離とベテランとしての役割に重点を置くことで、4度目の五輪出場を目指すべきだという内容だ。

ただ、代表チーム内での立場を維持するために主戦種目を変更し、リレーへの出場まで諦めるという要求を、林孝埈が受け入れるかどうかは分からない。中国代表として五輪メダルを獲得するという目標をかなえるためにも、新監督となったかつてのライバル、武大靖とともに、自身の今後について決断を下す時が近づいている。

(記事提供=OSEN)

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《スポーツソウル日本版》

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