リリース初日に「290万枚」。
そんな驚異的な数字に、K-POPボーイズグループNCT 127のファンが沸いた。
8月24日にリリースされたNCT 127の7thアルバム『BLINGY』をめぐり、発売初日の販売枚数が一時「約290万枚」としてファンの間で広まり、SNSには祝福の声が相次いだ。
同アルバムは、NCT 127がデビュー10周年の節目に発表した作品だ。初日でダブルミリオンを大きく超えたとの情報に、ファンも驚きと興奮を隠せなかった。
ところが、その数字はすぐに大きく訂正されることになる。
「290万枚」に沸いたファン、一転して困惑

韓国の音楽・CD販売集計サイト「HANTEOチャート」は8月25日、販売データに誤りがあったことを発表した。
HANTEOチャートは公式サイトで、「2026年8月25日、『NCT 127:BLINGY - The 7th Album』の販売数について、販売先のサーバーエラーによりデータが重複送信されていたことが確認された」と説明。
続けて、「HANTEO CHARTの内部規定に基づき、販売データ全体を分析したうえで、正確な数値へ訂正したことをお知らせする」とした。
訂正後、初日の販売枚数は51万8194枚とされた。
約290万枚から、約51万枚へ。あまりにも大きな落差に、ファンからは困惑の声が相次いだ。

海外ファンからは、「290万枚から50万枚?」「どうすればこんな差になるのか」「ファンにとってつらすぎる」「こんなことは二度と起きないでほしい」など、戸惑いを隠せない反応が続出した。
日本でも発売直後から初日の好調ぶりを祝う投稿が広がっていただけに、訂正後には驚きの声が相次いだ。
もちろん、51万8194枚という数字自体が小さいわけではない。
ただ、一度「約290万枚」という巨大な数字を目にし、それを“記録”として喜んだファンにとっては、簡単に気持ちを切り替えられる話でもないだろう。
今回の一件が注目された背景には、K-POPで特に強く意識される“数字文化”もある。
アルバム発売日になると、ファンは初日の販売枚数や初週の販売推移をリアルタイムで追い、「自己最高」「歴代何位」といった記録を共有する。
販売枚数は単なる売上ではなく、ファンダムの規模や勢いを示す一つの指標として扱われてきた。だからこそ、数字が大きく伸びれば、その瞬間から喜びが共有される。

今回も、約290万枚という数字がファンの間で広がった時点で、すでに祝福ムードは出来上がっていた。その後に数字が大きく訂正されたからこそ、落胆もまた大きくなった。
HANTEO側は、販売先のサーバーエラーによる重複送信が原因だったと説明し、販売データ全体を精査したうえで訂正したとしている。
記録は訂正できる。だが、一度膨らんだ期待と、その直後に味わった落胆まで簡単に元には戻せない。
ファンからすれば、自分たちが誤った数字を作ったわけでも、誤情報を流したわけでもない。表示された集計を信じて、ただ純粋に喜んだだけだ。
それだけに、「こんなことは二度と起きてほしくない」という声には、強くうなずかされる。
本来なら、デビュー10周年の新作リリースを祝うだけで終わるはずだった初日。その喜びに思わぬ形で水を差されてしまったファンの落胆は、想像に難くない。
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