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メンバーの不動産に仮差し押さえ報道まで 揺れる人気K-POPボーイズグループ、争点は一人1億6800万円の契約金

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メンバーの不動産に仮差し押さえ報道まで 揺れる人気K-POPボーイズグループ、争点は一人1億6800万円の契約金
  • メンバーの不動産に仮差し押さえ報道まで 揺れる人気K-POPボーイズグループ、争点は一人1億6800万円の契約金

K-POPボーイズグループの契約紛争が、メンバー個人の不動産にまで及んだと報じられた。

対象となったのは、THE BOYZのヨンフンとキューだ。

【写真】ヨンフン、“理想の彼”スタイル

韓国メディア『イルガン・スポーツ』は7月24日、「THE BOYZのヨンフンとキューが、ONE HUNDRED LABELと法的紛争を続けるなか、2人が所有する不動産に対する仮差し押さえ申請が裁判所に認められたことがわかった」と独自に報じた。

また、ONE HUNDREDの法律代理人の言葉として、「今回の仮差し押さえ認容決定は、THE BOYZメンバーを相手取った88億ウォン(約9億8400万円)台の本案請求の出発点であり、ヨンフンとキュー以外の他のメンバーについても順次、仮差し押さえを申請する計画」と伝えている。

争点は1人15億ウォンの「契約金」

韓国メディア『日曜新聞』も同日、同様の独自記事を掲載した。

同紙は、「ソウル東部地裁民事51単独裁判部が6月16日、ONE HUNDRED LABELがヨンフン所有の不動産に対して申請した仮差し押さえを認めた。対象はヨンフンが所有するソウル・城東区所在のマンションで、請求金額は5億1362万61ウォン(約5700万円)」と報じた。

ヨンフンとキュー
(写真提供=OSEN)THE BOYZのヨンフン(左)とキュー

さらに同紙は、ONE HUNDRED側の法律代理人の言葉として、「ヨンフンだけでなく、キューに対する仮差し押さえも7月23日に認容決定を受けた」と伝えている。

ただし、これは「メンバー側が裁判に負けた」という意味ではない。

仮差し押さえとは、今後の裁判で金銭請求が認められた場合に備え、相手が財産を処分できないよう、あらかじめ一定の制限をかけておく手続きのこと。つまり今回の報道が意味するのは、裁判所が最終的に「契約金を返すべきだ」と判断したということではない。

争点は、THE BOYZのメンバーたちがONE HUNDREDと契約した際に受け取ったとされる「専属契約金」の扱いだ。

報道によれば、ヨンフンを含むTHE BOYZメンバーは、2024年12月8日から2027年12月7日までONE HUNDREDと契約し、専属契約金として1人あたり15億ウォン(約1億6800万円)を受け取ったとされる。

ONE HUNDRED側は、この契約金を「活動することを前提に先に支払ったお金」と見ており、契約期間の途中で活動しないのであれば、残り期間分は返還されるべきだという立場だ。

一方、ヨンフン側の法律代理人であるキム・ムンヒ弁護士は、『日曜新聞』に対し、「専属契約書上、契約金は精算金とは別に規定されており、契約金が将来の精算金をあらかじめ支払ったものだとか、精算金から差し引かれるという規定、契約終了時に残余期間分を返還しなければならないという規定はない」と反論している。

さらに、「仮差し押さえは本案判決ではなく、提出された書面と疎明資料をもとに暫定的に判断される保全処分であり、仮差し押さえ決定が専属契約金の法的性格や返還請求権を認めたという意味ではない」とも説明した。

つまり、ONE HUNDRED側は「活動を前提に払った金だから、残り期間分は返してほしい」と主張し、メンバー側は「契約金は精算金とは別の対価であり、返還義務はない」と反論している構図だ。

THE BOYZ
(写真提供=OSEN)THE BOYZ

この対立は、すでに4月の時点でも表面化していた。

THE BOYZは、メンバーのニューを除く9人が今年2月、ONE HUNDREDを相手取り、専属契約効力停止の仮処分を申請。4月23日、THE BOYZ側はその申請が裁判所に認められたと発表した。

THE BOYZ側の法律代理人は当時、裁判所が「ONE HUNDREDの帰責により、当事者間の信頼関係が回復困難な水準で破綻したことを認めた」と説明した。

また、契約金についても「専属契約上、契約金の支払いと収益発生にともなう精算金の分配は別個の条項として規定されており、すでに支払われた契約金で、THE BOYZに新たに支払われるべき精算金に代えることができるという約定は存在しない」と強調していた。

そのうえで、「契約金は、専属契約締結当時、すでに相当な人気と認知度を確保していたTHE BOYZと契約を結ぶため、THE BOYZに別途支払われた芸能活動への対価であり、精算金とは明確に区別される」と主張している。

一方、ONE HUNDRED側は、仮処分の認容は最終判断ではなく、本案訴訟で真実を明らかにするという立場を示してきた。

つまり今回の不動産仮差し押さえ報道は、契約解除をめぐる争いが、精算金や契約書の解釈だけでなく、メンバー個人の資産にまで及び始めたことを示している。

チュ・ハンニョン騒動から続く不安定な状況

THE BOYZをめぐる不安定な状況を印象づけた出来事の一つが、元メンバーのチュ・ハンニョンをめぐる騒動だ。

チュ・ハンニョン
(写真提供=OSEN)チュ・ハンニョン

昨年6月、チュ・ハンニョンが日本の元AV女優・明日花キララと東京の飲食店で会い、性売買をしたという趣旨の記事が報じられた。一連の報道を受け、チュ・ハンニョンはグループを脱退している。

チュ・ハンニョン側は、一貫して疑惑を否定し告訴。その後、問題の記事を書いた芸能記者が情報通信網法上の名誉毀損罪で在宅起訴された。

捜査過程では、疑惑を立証する具体的な証拠は確認されなかったとされる。さらに、「チュ・ハンニョンが所属事務所の提示した具体的な証拠を確認した後、性売買の事実を認めた」という内容も事実無根だったと報じられている。

少なくとも、この騒動はTHE BOYZというグループを取り巻く空気を大きく揺らす出来事となった。

現在、メンバーたちはグループ活動の空白を個人活動で埋めようとしている。

ソヌとエリックはラジオDJとして活動を続け、ヨンフンとヒョンジェは6月に北京で合同ファンミーティングを開催。ジュヨンも7月に初の単独ファンミーティングを行い、キューは映画やドラマで演技活動に乗り出している。

エリックは最近、英語ポッドキャスト『Get Real』で「今は自分のキャリアが一時的に止まっている時期のようだ」と語り、「正直、簡単ではなかった」とも打ち明けた。

エリック
(写真提供=OSEN)エリック

ステージ上では華やかなK-POPボーイズグループも、その裏側では契約金、精算、マネジメント義務、アーティスト保護をめぐる極めて現実的な争いに直面している。

THE BOYZの紛争は、単なる一グループの内輪揉めではなく、韓国アイドル産業が抱える構造的な問題を改めて浮かび上がらせている。

グループ活動の空白、メンバーの個人活動、そして不動産仮差し押さえ報道。人気韓国ボーイズグループをめぐる契約紛争は、いよいよ泥沼化の様相を強めている。

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《スポーツソウル日本版》
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