日本対オランダを現地解説した英雄パク・チソン 報道陣に明かした韓国代表のメキシコ戦キーマン【北中米W杯】 | RBB TODAY
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日本対オランダを現地解説した英雄パク・チソン 報道陣に明かした韓国代表のメキシコ戦キーマン【北中米W杯】

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日本対オランダを現地解説した英雄パク・チソン 報道陣に明かした韓国代表のメキシコ戦キーマン【北中米W杯】
  • 日本対オランダを現地解説した英雄パク・チソン 報道陣に明かした韓国代表のメキシコ戦キーマン【北中米W杯】

2大会連続のW杯グループステージ突破を目指す韓国代表の大一番が間もなく始まる。

6月19日(日本時間)10時にキックオフする北中米ワールドカップ・グループA第2節のメキシコ対韓国。両国ともに初戦を白星で飾り、連勝すればグループ突破がぐっと近づく重要な一戦だ。

【写真】パク・チソン、本田圭佑と豪華2SHOT

自国ファンの熱狂的な大声援を受けるメキシコに対し、韓国は「歴代W杯の第2戦で未だ勝利なし」という不吉なジンクスを抱えている。今回も開催国の猛攻に対し、守備陣中心にどう耐え抜けるかが勝負の分かれ目とみられている。

もっとも、不安なデータがある一方で、現在のチームにはジンクスを打ち破るだけの勢いがあると言って良いだろう。

韓国は初戦のチェコ戦で2-1の逆転勝利を収めた。W杯の初戦で勝利を飾るのは、2010年南アフリカ大会以来実に16年ぶりのことだ。当時はギリシャに2-0で勝利したが、あの試合で自ら得点し、チームに白星を手繰り寄せたレジェンドがここメキシコの地まで来ている。

かつて京都パープルサンガでプロデビューを果たし、後にマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したパク・チソンである。

無尽蔵のスタミナから「3つの肺を持つ」と称された男も今年で45歳。現在はアジアサッカー連盟(AFC)プロフェッショナルフットボール委員会の委員長などを務めているが、ワールドカップでは2018年ロシア大会から3大会連続で解説者を務めている。

今大会は韓国のケーブルチャンネルJTBCのメイン解説として現地入りし、これまで韓国代表の試合はもちろんのこと、ダラスで行われた日本対オランダの試合も現地で解説していた。

そんな彼が、試合前日の18日、メキシコ・グアダラハラ近郊サポパンにある韓国代表の練習場「チーバス・ベルデ・バジェ」で報道陣の取材に応じた。

パク・チソン
パク・チソン

「厳しい雰囲気の中でワールドカップに来たが、初戦で期待以上の姿を見せた。そのような雰囲気が続くだろうし、第2節も自信を持ってプレーできるだろう」と後輩たちを称賛したパク・チソン。2002年日韓大会でともにピッチに立ったホン・ミョンボ監督率いる現在の代表については「チーム内部の結束は良く、最高点だ」と太鼓判を押す。

そのうえで、メキシコ戦の展望については「私が予測したからといって正しいわけではない(笑)」と謙遜しながらも、「初戦で良い試合をしたので、雰囲気を引き継いでいくだろう。もちろん、メキシコはグループA最強と呼ばれるチームだ。自国で開催されるワールドカップであるだけに、韓国にとっては最も難しい試合になるのではないか」と警戒心を強めた。

また、メキシコ戦における韓国代表のキーマンにはMFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)を挙げ、「相手が1~2人でプレスをかけてきたときに突破できれば、相手に大きな脅威を与える瞬間が生まれるだろう」と強い期待を寄せていた。

イ・ガンイン
イ・ガンイン

パク・チソンと報道陣の一問一答は以下の通り。

―メキシコ戦の見通しは。

私が予想したからといって当たるわけではない(笑)。初戦で良い試合をしたので、その雰囲気を引き継いでいくだろうと思う。もちろん、メキシコはグループA最強と呼ばれるチームだ。自国で開催されるワールドカップであるだけに、韓国にとっては最も難しい試合になるのではないか。

―引き分けを念頭に置くこともできるが、勝ちにいくほうがよいか。

勝とうとしなければならない。カウンターを仕掛けるにせよ、前線からのプレスを通じて強く行くにせよ、結局は監督の判断だが、勝とうとしてこそ引き分けることもでき、より良い結果が生まれ得る。

―(韓国は)開催国としてワールドカップに出場したことはあるが、開催国を相手にするのは初めてだ。

メキシコはホームなので雰囲気を盛り上げたいはずだ。激しくプレーするチームだ。韓国を委縮させようとするのではないか。それでも昨年(9月)にメキシコのホームと同じような場所(米ナッシュビルで対戦、2-2引き分け)で試合をした経験があるので、助けになるだろう。

パク・チソン
パク・チソン

―メキシコの守備陣を想定して、チョ・ギュソンのようなタイプのフォワードの投入するのはどうか。

監督が決めるべき部分だ。どのような形であれ、相手の裏のスペースを突く動きを入れなければならない。後方から良いパスを供給できる中盤の選手がいる。イ・ガンイン、ファン・インボム、ペク・スンホらが初戦で見せたパスと動きがあれば、良いチャンスを作ることができるはずだ。

―おっしゃる通り、中盤の選手のパスのタイミングがカギになる。

約束されたプレーを意識し、しっかりとコミュニケーションをとらなければならない。相手のプレスのタイミングはピッチ上で随時変わる。タイミングよりも、どの方向に動くかを戦術的に準備するならば、良い機会が訪れるのではないかと思う。

―メキシコは主力DF2人がそれぞれ退場、負傷で韓国戦に出場できない。守備の戦術を変えるという話があるが。

ワールドカップを準備する前から、ホン・ミョンボ監督がさまざまな戦術が必要だとおっしゃっていた。準備していることだと思う。結局のところ重要なのは、練習を通じた選手たちの連携だ。試合に入る前に、相手が何をしてくるかを認識していなければならない。ただ、初戦を前にさまざまな懸念があったが、期待以上の姿を見せてくれた。そうした雰囲気が続くだろう。第2節も自信を持ってプレーするはずだ。

―両チームのキープレーヤーを挙げるとすれば。

第2節はイ・ガンインが最も重要になるだろう。相手のプレスからも抜け出せる選手だ。相手が1~2人でプレスをかけてきたときに突破できれば、相手に大きな脅威を与える瞬間が生まれるだろう。そうした場面を頻繁に作れば、メキシコはプレッシャーを感じるはずだ。相手は中盤が強いが、ゴールを決める選手はラウル・ヒメネスだ。彼をいかに封じることができる。昨年(9月)の親善試合でも1ゴールを失点した。準備をすれば、良い結果があるだろう。

―ご自身がワールドカップに出場したときもそうだったが、韓国はW杯グループステージの第2戦で毎大会勝てていない。

難しい質問だ。第2節で強いチームとも、そうでないチームとも対戦した。十分に準備できていなかった部分があったため、結果的に良くなかったのだと思う。歴史が常に繰り返されるわけではない。ジンクスはいつか破られるものだ。ワールドカップにおいて懸念を期待に変えたのだから、ジンクスも一つずつ変えていけると思う。他のワールドカップよりも、第2戦への期待が大きくなっているようだ。

―選手に呼びかけたいことは。

非常に上手くやっているので、アドバイスと言うほどのものはない。怪我なく、やりたいことを見せてくれさえすれば、これ以上望むことはない。重苦しい雰囲気の中でワールドカップにやってきたが、初戦で良い姿を見せてくれた。チーム内部の結束は強まっているはずで、最高潮だろう。ワールドカップをお祭りだと言うが、選手はそこまで感じることはできない。それでもプレッシャーをはねのけて試合をしてほしい。

―ソン・フンミンをワントップに置くか、サイドに置くかを巡って意見もあるが。

ソン・フンミンの最大の強みは、チャンスが来たときに確実に仕留める能力だ。右足、左足を問わず相手にプレッシャーを与える。どのポジションに立つかよりも、どのようなメリットをもたらすことができるかが重要だ。ソン・フンミンのネームバリューはピッチ全体に影響を与え得る。ポジションが重要なのではない。結局、彼がピッチにいるかいないかによって異なる。代表で最も重要な選手と呼ばれる理由はここにあると思う。

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