料理研究家のイム・ジホさんがこの世を去ってから、5年が経った。
イム・ジホさんは2021年6月12日未明、心筋梗塞のためこの世を去った。享年65歳。
故人は生前、食材本来の味を生かした料理で多くの人々の心をつかんだ。韓国全国を巡り、その土地で手に入る食材を使って料理を作り続けたことから、「放浪食客」と呼ばれた。その功績が認められ、2006年には外交通商部長官表彰を受けている。
イム・ジホさんは、文在寅(ムン・ジェイン)元大統領をはじめ、各界の著名人に料理を振る舞ったことでも知られている。また、2014年から2016年までSBS『よく食べてよく生きる方法、食事しましたか?』に出演したほか、MBN『もっと食べて行け』、SBS『執事部一体』『ジャングルの法則』など、さまざまな番組に出演した。
亡くなるわずか8カ月前には、ドキュメンタリー映画『飯情』を通じて観客に深い感動を届けた。

『飯情』を手掛けたパク・ヘリョン監督は、本サイト提携メディア『OSEN』の取材に対し、「先生は誰よりも過酷な人生を歩まれましたが、常に他人を思いやる心でそれを乗り越えてこられた方でした。亡くなる前には智異山(チリサン)に料理研究所を建てようとしていましたが、その夢をかなえられないまま突然旅立たれ、本当に残念です。人が大好きだった方なので、多くの人に記憶してもらえたらと思います」と故人をしのんだ。
特に女優のキム・ヘスは、毎年欠かさず故人を追悼している。
1周忌には故人の墓を訪れ、自ら用意した花束とたばこ1本を供え、「とても恋しいです。愛しています、先生」とメッセージを投稿した。2周忌にも「恋しい先生」と短くも心のこもった言葉で哀悼の意を表した。

3周忌には自身のSNSに故人の写真を複数掲載し、4周忌には「イム・ジホ先生、4周忌」という短いメッセージとともに、生前料理をしている故人の姿を収めた写真を公開した。
(記事提供=OSEN)
◇キム・ヘス プロフィール
1970年9月5日生まれ。韓国・釜山出身。中学3年生のときにCMモデルをはじめ、1986年に映画デビュー。以降、映画やドラマで数々の賞を受賞。1999年に主演したドラマ『グッキ』は、2006年に日本のNHK-BS2でも放映されたことも。主な出演作にドラマ『オフィスの女王』『シグナル』、映画『10人の泥棒たち』『コインロッカーの女』『修羅の華』『国家が破産する日』『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』など。



