日本戦は“捨てる”べきか、それとも全力で勝ちにいくべきか。
17年ぶりの2次ラウンド進出が懸かる韓国代表を前に、“宿命の日韓戦”をめぐる議論が真っ二つに割れている。
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2次ラウンド進出のために「選択と集中」が必要だという主張と、ライバル戦で力を抜けるはずがないという主張だ。
韓国は今大会のWBCで、日本、台湾、オーストラリア、チェコとともにC組に入った。このうち2チームが2次ラウンドへ進む。
前回優勝国の日本が2次ラウンドへ進む可能性は高い。残る1枠をめぐり、韓国、台湾、オーストラリアが激しく争う展開になる可能性が大きい。
勝てそうにない日本戦は「捨てる」?
韓国は3月7日19時から日本と対戦した後、翌日の正午に台湾戦を迎える。
必勝が求められる台湾戦の前日に日本と戦わなければならない厳しい日程だ。さらに夜の試合を終えた後、十分に休めないまま翌日の昼間の試合に臨む点でも時間帯が良くない。
こうした事情から、日本戦で力を温存すべきではないかという声が出ているのも事実だ。

日本は大谷翔平(LAドジャース)を筆頭に超豪華メンバーで今大会に臨む。現実的に勝利が容易ではないだけに、台湾戦に備えてある程度「緩く」いこう、という主張だ。
一方で「日韓戦を“捨てる”わけにはいかない」という反発もある。
戦力差を度外視してもライバル戦であり、力を抜くべきではないという話だ。さらに、最近の日韓戦10連敗という泥沼も重くのしかかる。
韓国代表を率いるリュ・ジヒョン監督は、「緩い日韓戦」はないと釘を刺した。リュ監督は「(日本戦を緩くやるというのは)筋違いだ」と断言した。

ただし「戦略的な判断をするという話は何度もしてきたが、その中身を具体的に明かすのは難しい」とも付け加えた。まずは正面からぶつかり、試合の流れを見ながら判断する可能性が高い。
KBOリーグのある球団監督も「勝っているなら全力で注ぎ込んで勝負すべきだ」としつつ、「日本は打者より投手が強い。負けているなら(ある程度)割り切る考えも必要だ」と語った。
台湾戦へ温存したい現実と、日韓戦を“捨てられない”感情。重圧は増すばかりだ。
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