BoAが岐路に立っている。
複数の韓国メディアは12月31日、BoAとSMエンターテインメント(以下、SM)の専属契約が本日12月31日付で満了すると報じた。
2000年代初期、『VALENTI』『メリクリ』などの楽曲で日本でも人気を集めたBoA。芸能界デビューから今年で25周年を迎えた彼女は近年、歌手以外にも女優、MC、オーディション番組の審査員など多岐にわたる活動を展開してきた。
そんなBoAは昨年4月7日、自身のSNSで「私の契約は2025年12月31日までです!」と明かし、「それまでは本当に幸せに歌手BoAとして最善を尽くすつもりです!!心配しないでください。私の愛するJumping(BoAファン)のみなさん」と投稿。具体的な日付まで言及したことで、ファンの間では引退など様々な憶測が広がった。

その後、今年4月には親交のある男性タレント、チョン・ヒョンムと泥酔状態でSNSのライブ配信を実施。その際、女性芸人パク・ナレへの侮辱とも取れる発言が物議を醸すことに。さらに7月には急性骨壊死を公表し、デビュー25周年コンサートが中止となるなど、厳しい出来事が続いた。
そして迎えた「契約満了日」。BoAとSMは現時点で、再契約の有無を含めて公式な発表をしておらず、今後の動向に注目が集まっている。
◇BoA プロフィール
1986年11月5日生まれ。本名クォン・ボア。1998年に兄の付き添いでSMエンターテインメントのオーディション会場に足を運び、スカウトされた。その後2年間、歌手デビューを目指して歌やダンスの練習に励む傍らで日本語と英語の特訓も行い、2000年にデビューアルバム『ID; Peace B』をリリースした。翌年には同タイトルの日本版シングルをリリースし、本格的に日本へ進出。2002年には『Listen to My Heart』でオリコンチャートを制し、一躍人気歌手となった。



