BTSのメンバーであるJIMIN、V、JUNG KOOKが、30歳以下の株式資産家「上位100人」にランクインしたなかで、その背景に注目が集まっている。
韓国の企業データ研究所「CEOスコア」が12月24日に発表した資料によると、JIMIN、V、JUNG KOOKは30歳以下の株式資産家「上位100人」のうち、28位タイにランクインした。
3人は、いずれもHYBE株6万8385株を保有している。
3人が保有するHYBE株の価値は、1人当たり、2024年時点の約132億ウォン(約13億2000万円)から今年は82億ウォン(約8億2000万円)増え、計214億ウォン(約21億4000万円)と算定された。
保有株数は同じだが、株価の上昇により資産価値が大きく膨らんだわけだ。

BTSメンバーの株式保有は、2020年にさかのぼる。当時、HYBEのパン・シヒョク議長がBTSメンバー7人に普通株47万8695株を均等に贈与した。これにより、メンバー1人当たり6万8385株ずつを受け取った。
12月19日時点のメンバー別のHYBE株の保有価値は、SUGA、JIMIN、V、JUNG KOOKがそれぞれ214億ウォンで最も高く、J-HOPEが197億ウォン(約19億7000万円)、RMが182億ウォン(約18億2000万円)、JINが164億ウォン(約16億4000万円)と調査された。
BTSは現在、長期にわたる兵役による活動休止期間を終盤に差し掛けており、来年春の完全体カムバックを目標に準備を進めている。
最近、メンバーたちはWeverseなどを通じて完全体での練習状況を伝え、ファンの期待を高めている。RMは最近のライブ配信で「2026年はBTSの年にしよう。本当に大きなものが来る」と語り、J-HOPEも「2026年は僕たちにとって重要な年だ」と言及した。
なお、株式資産家「上位100人」全体1位は、サムスン電子のイ・ジェヨン会長だった。イ・ジェヨン会長の保有株式価値は、23兆3590億ウォン(約2兆3000億円)だ。また、HYBEのパン・シヒョク議長は4兆1230億ウォン(約4000億円)で、全体10位に名を連ねた。
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