旅行ユーチューバーのイ・ウォンジ(37)が3回にわたって謝罪文を掲載したものの、チャンネル登録者の減少が収まらない。
12月10日午前時点で、イ・ウォンジのYouTubeチャンネル「ウォンジの一日」の登録者数は98万人前後だ。11月21日に102万人を超えていたことを考えると、4万人も減少したことになる。
一部の最近の動画では「高評価」よりも「低評価」がほぼ2倍多くつくなど、世論の失望感も続いている。
“6坪・窓なしオフィス”に社員3人?
騒動の発端は、11月20日に公開された「6坪オフィス探し」という動画だった。
イ・ウォンジは地下2階、窓のない約6坪の空間を新しいオフィスだと紹介したが、その場所で社員3人が一緒に勤務している事実が伝わり、批判が噴出した。
特に彼女は、これまで「換気ができなければすぐに出なければならない」と強調するなど“換気”を重要視してきた人物であっただけに、批判はさらに強まった。

これを受けてイ・ウォンジは動画を非公開にし、2度にわたって文章で謝罪した。彼女は「動画だけでは換気システムや建物構造が十分に伝わらなかった」とし、誤解の可能性を説明したが、「雇用主として配慮が足りなかった」という2回目の謝罪を出しても、批判は沈静化しなかった。
最終的にイ・ウォンジは12月4日、自ら顔を出した謝罪動画を掲載し、3度目の謝罪に踏み切った。「誰よりも換気の重要性を強調してきたのに、その部分に気を配れなかった」「騒動直後に在宅勤務へ切り替えた」と繰り返し頭を下げた。
同時に「事実と異なるデマが広がり、遅れないうちに説明が必要だった」として、漢南洞(ハンナムドン)オフィスや所属事務所代表に関する誤解も正した。

しかし、繰り返される謝罪にもかかわらず、チャンネルへの信頼回復は容易ではない雰囲気だ。業界では「100万人のチャンネル登録者を持つインフルエンサーだったため、初期対応の甘さが世論により大きく影響した」という分析も出ている。
なお、イ・ウォンジはENAのバラエティ番組『地球マーブル世界旅行』に出演したことがあり、12月15日に初放送されるEBSの旅行バラエティ『趣味は科学旅行』(原題)にも合流する予定だ。
(記事提供=OSEN)
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