コメディエンヌのイ・ギョンシルの卵ブランド「優雅卵」の公式販売サイトが突然閉鎖された。
11月19日、「優雅卵」の公式販売先プレステージのホームページにアクセスすると、「サイト準備中」「現在サイトは準備中です」という案内文が表示される。同サイトは、前日までは会社および製品紹介とお知らせなど、すべてのメニューにアクセス可能だった。
「優雅卵」の価格についての議論は、コメディエンヌのチョ・ヘリョンがSNSにプロモーション用の投稿をしたことで激化した。
公開された写真のなかの「優雅卵」の卵殻番号は4番だが、卵殻番号1・2番を使う動物福祉に配慮した有精卵より高く売っているという指摘がされた。
10桁の卵殻番号のうち、最後の数字が1であるのは放し飼い、2はケージと畜舎を自由に行き来する平飼い、3は1羽当たり0.075㎡の空間が確保され、改善されたケージ、4は1羽当たり0.05㎡の一般ケージを意味する。

卵殻番号が卵の品質や鮮度を保証するわけではないが、飼育環境を計る核心的な情報であるという認識が大きいため、一般的に卵殻番号が低ければ価格が高く、高ければ安い傾向にある。
ここに販売先のプレステージの代表がイ・ギョンシルの息子、ソン・ボスンであることが明らかになり、さらに物議を醸した。6月より入隊中のソン・ボスンが、営利活動中である点が判明したのだ。これは、軍人服務基本法第30条(営利行為および兼職禁止)違反で、懲戒や処罰の対象だ。
なお、議論が大きくなると、イ・ギョンシルは「一般的に4番の卵30個に1万5000ウォン(約1600円)が高いのは事実だが、『優雅卵』の品質は街中で販売されているいかなる卵より飛び切り品質が良く、価格に見合う価値を持つために努力して研究し、また品質のために努力し続けた」と説明した。



