ドラマ『私の夫と結婚して』で“クズ夫”を演じた俳優イ・イギョンをめぐる暴露文が韓国のオンライン上で拡散し、波紋を呼んでいる。
先立って、自身を「ドイツ人」と名乗る女性A氏は、韓国のオンライン上に「イ・イギョンの本当の姿を暴露する」というタイトルの長文投稿を掲載した。
A氏の投稿には、イ・イギョンと推定される人物とのやり取りや、彼の自撮り写真などが含まれていた。公開された内容には、カカオトークやインスタグラムのDMでのメッセージとされるものがあり、そこには裸体写真の要求や暴言、性的な発言など、卑猥なやり取りが記されていたという。
A氏は投稿の中で「スマートフォンを変える過程で多くの証拠を失ったが、これがイ・イギョンの本当の姿だ」とし、「韓国語が完璧ではないため、表現がぎこちないかもしれない」と付け加えた。
この投稿が拡散されるなか、ネット上では真偽をめぐる論争が巻き起こった。

しかし、所属事務所は「明白な虚偽だ」として即座に反論。10月20日、イ・イギョンの所属事務所サンヨンENTは公式声明を通じて「最近、オンラインコミュニティやSNSで拡散されている内容は事実ではない」と強調したうえで、「悪質なデマや虚偽事実の流布による被害に対して法的措置を準備中だ」と明らかにした。
人気絶頂のイ・イギョンに“私生活スキャンダル”という冷水を浴びせた今回の騒動。MBCの『撮るなら何する?』やENA・SBS Plusの『私はSOLO』など、さまざまなバラエティ番組で活躍してきた彼の歩みに突然ブレーキがかかった形だ。
しかし現在、イ・イギョン側が今回の件を強く否定したことで、再び注目が集まっている。サンヨンENTは「今回の事案の深刻さを認識しており、虚偽事実の流布による直接・間接的な損害規模を算定のうえ、あらゆる法的手続きを進める予定」とし、「無分別な掲載や共有も法的処罰の対象となり得るため注意してほしい」と警告した。
さらに「ファンの皆さまからの情報提供や自社でのモニタリングを通じて、アーティストの保護に最善を尽くす」と付け加えた。
(記事提供=OSEN)