ガールズグループi-dleのシュファが、脱退メンバーと一緒にいると見られる写真を公開し、賛否を呼んでいる。
シュファは9月29日、自身のインスタグラムに「日常」と書き、多くの写真を投稿した。
公開された写真は、シュファが仕事の合間に一息ついている姿をはじめ、アイス、犬、乗馬している姿など多岐にわたった。
そのなかで注目を集めたのは最後に投稿された、サムギョプサルをしている写真だ。鉄板の上には薄切りの豚バラ肉が並べられており、ニラやえのき、キムチといった付け合わせの野菜類が一緒に焼かれている。

一見すると特別なことは何もない写真だが、注目を集めたのは、そこに映り込んでいるトングを持った“手”だった。
その手には「1849」という数字のタトゥーが入っており、その部位に同じタトゥーも入れているのは、他でもなくグループを脱退したスジンだという見方が広がったのだ。
スジンが(G)I-DLE (i-dleの以前のグループ名)を脱退したのは、不名誉な理由によるものだった。2021年2月、とあるネットユーザーに「妹がスジンに(学生時代に)校内暴力を受けた」と暴露され、大きな議論に包まれたのだ。
その人物は「トイレに私の妹とその友人を呼んで、お互いの頬を殴らせ、私の妹はいじめだとメッセージを送ったりした。現在、テレビでのイメージがとても嫌だ。私の妹は一日のどこかで(G)I-DLEの歌を聞くだけでも、大変な思いをしている」と主張した。

当初、スジンは疑惑を否定したが、最終的に同年8月にグループから脱退。所属事務所側は「スジンは依然として悔しさを訴えているが、校内暴力の書き込みでこれ以上、グループに被害を与えられないと負担を感じて脱退を決めた」と説明した。
そんな経緯を持つスジンと一緒にいると見られる写真であったため、シュファに対して様々な意見が噴出している。
写真を見た一部のユーザーは、「わざわざ目立たせないでほしい」「空気が読めない」「円満に出ていったわけでもないのに、あえてこうして親しさをアピールする必要があったのか」といった否定的な反応を見せた。
一方で、「二度と会ってはいけない関係ではない」「いくらなんでも非難するほどの問題ではないと思う」「過去の写真の可能性もある」といった擁護の声もあり、意見は分かれている。

いずれにしても、グループ脱退から丸4年が過ぎたものの、スジンに対する厳しい視線が依然として存在しているのはたしかだ。
なお、シュファが所属するi-dleは10月3日、JAPAN 1st EP『i-dle』をリリースする。
◇シュファ プロフィール
2000年1月6日生まれ、台湾出身。もともとは俳優を目指して台北の芸術高校・演劇科に通ったが、K-POPが流行しながら友人らとダンスを踊り、興味を持ったという。2018年5月にガールズグループ(G)I-DLE(現i-dle)のメンバーとしてデビュー。グループではサブボーカルを担っている。見た目は端正で清純だが、グループ内で最も活発で突拍子もなく、メンバーからは「4次元的」との評価も。