“オールラウンダー”チョ・ユリが久々に音楽界にカムバックし、新たな活動へのときめきを語った。
チョ・ユリは7月14日午後6時、各種音楽配信サイトを通じて、3rdミニアルバム『Episode 25』をリリースする。
『Episode 25』は、チョ・ユリが約2年ぶりにリリースする新作で、音楽的な挑戦と内面の成長が詰まったアルバムになっている。音楽において“Episode”が新たな転換点を意味するように、今回のアルバムは彼女にとって25歳という変化の瞬間を刻んだターニングポイントとなる作品だ。
タイトル曲『Farewell for now!』は豊かなバンドサウンドとチョ・ユリの爽やかなボーカルが際立つポップロックナンバーだ。別れの瞬間や思い出を繊細に描いた歌詞と、訴えかけるような歌声、感覚的なバンドサウンドが調和し、彼女の音楽の実力を余すことなく発揮している。

さらに、7月7日に先行公開され、大きな反響を呼んでいるダブルタイトル曲『Growls and Purrs』をはじめ、『HICCUP』『Dive In』『Overkill』まで全5曲を収録し、ジャンルの幅広さを予感させるアルバムに仕上がっている。
カムバックを控えたチョ・ユリが、アルバムと活動に込めた思いを語った。
チョ・ユリの一問一答は、以下の通り。
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『Episode 25』で帰ってきたチョ・ユリ
約2年ぶりに歌手としてカムバックする感想は?
久々にアルバムでご挨拶をすることができて、とてもワクワクしています。待っていてくれたファンの皆さんに早く聴いてもらいたい気持ちが大きかったです!一生懸命準備したアルバムなので、たくさんの方々が私の音楽に共感して、愛してもらえたら嬉しいです。
アルバムタイトル『Episode 25』は25歳のターニングポイントを盛り込んだそうだが、アーティストチョ・ユリとして感じる最も大きな変化とは?
演技を始めたばかりで、様々な経験をしていること自体が大きな変化だと思います。そして、歌手として表現したい内容も少しずつ変化していると感じました。正直に言うと、一番大きく感じられる変化は、体力が昔ほどじゃなくなってきたことです…(笑)

今回のアルバム制作でどんな新しい挑戦をしましたか?
大好きなバンドサウンドに挑戦したことです。歌に合わせてボーカル表現にも変化を加えようと努力しましたし、外見的には、ヘアスタイルをショートカットにしました。前作とは違う魅力を感じていただけると思います。
今回のアルバムで得たいキャッチコピーや、もらいたい反応は?
「“信じて聴ける”チョ・ユリ」と呼ばれたら嬉しいです。今回のアルバムを通じて「チョ・ユリってこんな声色も持っていたの?」「バンドもよく似合う!」という反応もあればと思います。いつ聴いても気になるような音楽をどんどん届けていきたいです。
“信じて聴ける”チョ・ユリの制作裏話
タイトル曲『Farewell for now!』はどんな楽曲?初めて聴いた時の印象は?
『Farewell for now!』はポップロックジャンルナンバーで、徐々に離れていく関係の中の感情の流れを淡々と描いた楽曲です。初めて聴いたとき、夏にぴったりの曲だなと思いました。涼しげな歌声を届けるためにたくさん努力したので、この夏にたくさん聴いてください!
作詞にも参加したとのこと。制作全体にも関わったそうだが?
今回のアルバムは、私の意見がかなり反映された作品です。作詞だけでなく、アルバムのコンセプトやデザイン、衣装など全体にアイデアを出して参加しました。簡単ではなかったですが、その分完成した作品を見ると達成感もより大きいです。
MVの撮影はどうだった?曲のジャンルが変わったことで、MVの雰囲気も変わったのでは?
今までとは明らかに違う雰囲気です。新たな魅力が感じられるMVになったと思います。ドラマチックな要素がたくさん入っていて、撮影も楽しかったです。ファンの皆さんにも楽しんでもらえるはずです。

ダブルタイトル曲『Growls and Purrs』を先行公開した理由は?プロデューサー・Cloudとの作業はどうだった?
まず、歌がとても良くて、 早くファンの皆さんに聴いてもらいたいという気持ちが大きかったです。皆さんも気に入ってくださると思って、先行公開しました。もともと大好きなアーティストのCloudさんとの作業だったので、刺激的でした。
全5曲が収録されているが、ジャンルの幅がとても印象的ですね
収録曲にも私の好みがたくさん反映されています。普段から幅広いジャンルの音楽を聴いているので、多様なジャンルの音楽が一つのアルバムの中に調和しているようで嬉しいです。曲ごとに雰囲気が違うので、全曲楽しんでいただければと思います。
境界を超える25歳のアーティスト、チョ・ユリ
演技と音楽の両立で活動の幅が広がっています。自分の中で「女優ユリ」と「歌手ユリ」の違いは?
ジャンルによる雰囲気や表現方法は少しずつ違いますが、大きな違いはないと思います。“チョ・ユリ”というひとりの人間が様々な方法で表現しているだけなので、意図的に違う姿を見せることに焦点を当てないようにしています。音楽と演技どちらも一生懸命、楽しみながら挑戦中です。

Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シリーズで全世界から注目を集めましたが、その経験が今作に影響を与えた部分はありますか?
すべての撮影が終わったあとにアルバム準備に入ったので、直接的な影響はないと思いますが、演技を通して学んだ経験や感情表現などは少しずつ溶け込んでいると思います。「イカゲーム」とアルバムリリースのタイミングが重なったことで色々な姿を見せられて、より良い機会になったと思います。
女優としても歌手としても挑戦が続いていますが、チョユリの25歳はどのように記憶されると思いますか?残りの2025年で達成したいことは?
様々な経験ができた本当に意味のある一年として記憶されると思います。 今年開催した初の単独ファンコンサートもとても楽しくて大切な時間でしたし、俳優としても歌手としても様々な姿をお見せできて幸せです。 残りの2025年も今のように 幸せに終えられたらいいなと思います。
最後に、ファンの皆さんへひとこと
GLASSY(ファン名)いつもそばにいてくれて、私と一緒に歩んでくれてありがとうございます!皆さんのおかげで、力いっぱい活動できていると思います。今回のアルバムも、良い音楽を届けたくて一生懸命準備したので、たくさん愛してくれたら嬉しいです。これからもずっと、良い音楽、良い姿をお見せできるユリでいます!
(記事提供=OSEN)
◇チョ・ユリ プロフィール
2001年10月22日生まれ。2017年に放送されたオーディション番組『アイドル学校』(原題)に出演。惜しくもデビューメンバーには選ばれなかった。Stone Musicエンターテインメントで9カ月間練習生期間を過ごした後、オーディション番組『PRODUCE 48』に出演し、IZ*ONEとしてデビューした。現在はStone Musicエンターテインメント含む事務所が一つに統合された新規レーベル「WAKEONEエンターテインメント」に所属している。2021年10月、1stシングルアルバム『GLASSY』を通じて、ソロデビューを果たした。