つぼみ大革命、15年の活動に幕を閉じる！解散ライブは“笑顔いっぱい”に

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2025年7月7日（月） 14時12分

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　大阪で結成され、東京と大阪を拠点に活動を続けてきた7人組アイドルユニット「つぼみ大革命」が7月5日、東京・duo MUSIC EXCHANGEで「つぼみ大革命ラストライブ～我等蕾永久不滅也～」を開催。この公演をもって15年の活動に幕を閉じた。

　開演前から会場は盛り上がりを見せ、「つ、ぼ、み、大革命！」というコールが巻き起こっっていた。ラストアルバム『DENSETSU～胸はれ！幸あれ！～』のコスチュームに身を包んだ7人が登場し、「さあ行こうぜっ！」「ノーテンキパラダイス」「逆襲のYEAH！」の3曲を立て続けに披露。

　自己紹介では、糸原沙也加が「アイドルを名乗るの最後の日なので寂しいですけど、最後の瞬間までよろしくお願いします！」と笑顔で語った。岡本りんは「今日、売れまーす！」と絶叫。杉山優華は自己紹介なのに名前を言い忘れるというほっこりミスで会場を笑わせた。

　続いて、サプライズで登場した3時のヒロイン・福田がこの日のためにが書き下ろしたというラストコントがスタート。舞台は3025年、「古代人」となったつぼみ大革命が解凍され、1000年ぶりのワンマンライブが行われる渋谷よしもと万博という設定。ここで、ショーのMCを務めるサイエンス芸人「ケミカルおばちゃん」に扮した福田がサプライズ登場。福田の掛け声によって、いち早く解凍された杉山は、徐々に解凍されていくメンバーたちと芸人顔負けの息の合ったボケ・ツッコミを次々と繰り出し、会場を笑いで包んだ。

　しかし、松下の姿だけがなく、メンバーの様子もおかしいため、不安になる杉山。そこに松下が現れ、彼女たちが本物そっくりのコピーであることが明かされた。ここで、メンバーのコピーで大儲けしようとする「悪の夫人役」として、元・つぼみ大革命で現在は俳優として活動する樋口みどりこが登場。さらに、メンバーを守ろうとする「つぼみ大革命ファンの末裔」役の恵梨華が登場すると、会場には歓喜のどよめきが響き渡った。

　こうして、大盛り上がりのうちに最後のコントが終了。今回のサプライズ共演は現メンバーのラブコールにより実現し、10人で吉本興業本社で練習をしたのが楽しかったと笑顔で振り返った。最後に、吉岡がコントを書き下ろした福田に感謝を伝えると、福田は「また機会があったら、コントしましょう！」と応え、メンバーやファンを喜ばせた。

　再びライブに戻ると、7人は「妄想ダイ　アリー」「All tag need」、福田が作詞を担当した「18:48」、そして「スーパーヒーロー」「DENSETSU」を披露。アンコールでは、「ありがとうはほんの気持ちだよ」「Are you ready」を届けた。

　幕間のVTRでは「まだまだ7人の思い出をつくろう」と題した企画を展開。糸原の「7人全員で吉本本社の庭でジャンプ写真を撮りたい」や、しよりの「みんなで楽しく卓球をする」、松下の「おそろいのものをゲットする」など、それぞれの「やりたいこと」を実現し、最後に最高の思い出をつくった。

　さらに、つぼみ大革命のダンスの振り付けを10年間担当したという振付師のAyumiもサプライズ登場。「みんながつぼみ大革命を応援したくなるパワーをもっているメンバー。やっぱり、ありがとうという感謝の気持ちしかないです」と7人を労うと、メンバーたちの目に涙が溢れた。最後は「笑DNA」を全力でパフォーマンスし、大盛り上がりのうちにライブは終了。つぼみ大革命らしく、笑顔がいっぱいの解散ライブとなった。