ボーイズグループGOT7のメンバーであり、俳優としても活躍するパク・ジニョンが、新作映画『ハイファイブ』（原題）の役作りについて語った。
5月28日、ソウル市内のカフェにて、映画『ハイファイブ』に出演するジニョンのインタビューが行われた。
同作は、臓器移植をきっかけにそれぞれ異なる超能力を得た5人が、その能力を狙う敵との対決に巻き込まれていくアクションコメディ。
ジニョンは、膵臓を移植されたことで“若さを吸収する”超能力を得たカルト教団の教祖・ヨンチュン役を演じる。劇中では、上半身を露出するシーンもあり、その見事な肉体美が話題を呼んだ。
これについてジニョンは、「キャラクター設定に『野獣のような体』と書かれていたのを覚えている。コンテブックを最初に見たとき、後半の戦闘シーンがとてもパワフルだった。超能力者だから筋肉質でなくても強さは表現できるけれど、あえてそういう設定があるからこそ、どう見せるべきか悩んだ」と振り返る。
そのうえで、「監督もその方向性を支持してくれて、約2カ月半から3カ月間、週末のチートデイを除いて毎日、鶏胸肉・ミニトマト・サツマイモ・サラダの3食で過ごした。撮影が終わった後、嬉しくて中華料理を食べたら、本当に死ぬかと思った。胃がびっくりした。お粥で調整すべきだったのにそんな知識がなかったから。お酒も少し飲んでみたら…地獄だった」と笑った。
アイドル活動時代の体型管理について尋ねられると、「20代の頃は何を食べても太らない体質で、ダイエットなんてしたことがありませんでした。今回が初めて本格的に取り組んだダイエットです」と告白。
また、2023年5月8日に入隊し、陸軍第11機動師団で軍服務を終えた後、2024年11月7日に除隊したジニョン。
兵役を経て体質が大きく変化したといい、「軍隊では食事も睡眠も規則的だから、自然と健康になった。その時たくさん食べて運動もして、10kgほど増量したが、除隊後すぐにドラマ撮影があって急激に減量したら、体に大きな負担がきた。今は無理なく体を維持するために、週に4～5回は運動を続けている」と明かした。
なお、ジニョンが出演する『ハイファイブ』は5月30日に韓国で公開される。
◇ジニョン プロフィール
1994年9月22日生まれ。韓国・慶尚南道出身。本名パク・ジニョン。身長177cm。2012年にドラマ『ドリームハイ2』で俳優デビュー。2014年に7人組ボーイズグループGOT7のメンバーとして正式デビューした。人気アーティストとして活躍する一方で演技力も高く評価されており、『青い海の伝説』（2016年）、『彼はサイコメトラー』『僕を溶かしてくれ』（2019年）などの人気ドラマで存在感を発揮。兵役のため2023年5月8日に入隊し、2024年11月7日に除隊した。
