ENHYPENのソンフンが、大韓体育会の広報大使となった。
5月16日、ソンフンはソウル松坡（ソンパ）区のオリンピック会館で行われた委嘱式に出席し、広報大使としての第一歩を踏み出した。
今後、ソンフンは広報大使として、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックへの関心を高める活動をはじめ、才能の共有を通じた生涯スポーツの重要性の啓発、スポーツ政策に関するメッセージの発信など、様々な取り組みを行う予定だ。
デビュー前、フィギュアスケートの国家代表候補選手として活動していた経歴があるソンフンが、さらにスポーツと深い関わりを持つだけに、この任命には特別な意味がある。
委嘱式でソンフンは「大韓体育会の広報大使として活動できることを光栄に思う。フィギュアスケートは自分の人生の転機だった。国家代表候補選手としての経験から得たチャレンジ精神と集中力が自分の糧となり、今の自分をつくったと思う」と語った。
さらに、「分野は異なるが、K-POPとスポーツは、常に全力を尽くすという点や、それを応援してくれるファンがいるという点で、核心的な価値を共有していると思う。これからも韓国スポーツの力と価値を多くの人々と分かち合い、その魅力を伝える先頭に立ちたい」と意気込みを語った。
大韓体育会のキム・ナミ事務総長は、「2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックを前に、フィギュアスケート出身のENHYPEN・ソンフンを広報大使に迎えることができ、大変意義深く思う。より多くの国民が冬季オリンピックと国家代表選手たちを応援できるよう、様々な活動に取り組んでほしい」と述べた。
大韓体育会の広報大使となったソンフンに、ますます注目が集まる。
なお、ソンフンが所属するENHYPENは、6月5日に6thミニアルバム『DESIRE : UNLEASH』をリリースする予定だ。
◇SUNGHOON（ソンフン） プロフィール
2002年12月8日生まれ。本名パク・ソンフン。CJ ENMとBig Hitエンターテインメントが設立した合併法人BELIFT LABによるオーディションプログラム『I-LAND』に出演し、2020年11月にENHYPENのメンバーとしてデビューした。同番組出演以前はBig Hitエンターテインメントに練習生として所属しており、フィギュアスケート選手出身という異色な経歴を持つ。選手として活動した当時から端正なビジュアルに定評があっただけでなく、『I-LAND』放送当時は「スポーツの経験からなのか、毎日着実に成長している」と地道な努力が称賛されることもあった。
