超ときめき♡宣伝部の小泉遥香の1st写真集『はるのとなり。』（主婦と生活社）が5月16日に発売される。
同作は、“アイドルおはるの素顔”をテーマに、お部屋デートや横浜デートを感じさせる、彼女感あふれるカットのほか、チュールの衣装や水着をまとったアイドル感満載のカットを掲載。可愛さ全開のアイドル感から、普段は見せない大人びた表情まで、さまざまな一面が詰まった一冊になっている。また、4月にアイドル活動10周年を迎える小泉。10周年を記念した直筆の100問100答や、ロングインタビューなど盛りだくさんの内容になっている。
今回、発売前に小泉にインタビューを実施。「最上級の私をお見せできたと思います」と語る写真集の見どころや、撮影のエピソード、さらには10周年を迎えての今後の目標などを存分に語ってもらった。
ーー1st写真集の発売が決まった時の気持ちを教えてください。
アイドル活動10周年という記念すべき年に写真集を出せて嬉しかったですし、他のメンバーが出した写真集を買ったりもしていたので、自分が買われる立場になるのがすごく新鮮でした。それにファンの方が私以上に喜んでくださって、驚いたし、感動したし、いろんな感情になりました。
ーー撮影に向けて準備したことはありますか？
そもそも写真集にあまり詳しくなかったので、まずは勉強するところから始めました。仕事終わりに写真集を20冊くらい持ってきてもらって。事務所の先輩の高城れにちゃん（ももいろクローバーZ）の写真集とか、アイドルや女優さんはもちろん、俳優さんの写真集もたくさん見せてもらいました。その中で「写真集っぽく綺麗に撮られているカット」が多いと思ったので、私の写真集は「彼女感・日常感」をテーマに、距離感の近さを大切にしようと決めました。普段からファンの方たちにフランクに話しかけちゃったり、距離の近さが私の個性でもあるので。
このテーマに決めた時、頭に浮かんだのが何年か前に出された新木優子さんのカレンダーでした。すごく彼女感があって可愛いと思って印象に残っていたので、特に参考にさせてもらった一冊です。
ーー写真集のタイトル『はるのとなり。』もまさにテーマを言い表したタイトルですよね。
読んで、見てくれた人が私が隣にいるように感じて欲しくて、添い寝や食べ歩きデートの写真をたくさん入れました。撮影している時も、近い距離感を大切にしていました。特にラーメンを食べている写真はファンの方から「ありがとう！」ってすごく感謝されて、笑っちゃいました。
あとは“作り込まない”ことを大切にしていましたね。食べ歩きだったら本当に美味しくて出ちゃう笑顔だったり、隣に見てくれる人がいることを常に意識して撮影しました。
ーー撮影された写真の中で、印象深いカットはありますか？
夜の山下公園で撮影した黒い衣装の写真は、10代の頃ではできなかった表情が見せられてたかなと思っています。10代の頃って、同じポニーテールでも、高い位置で結んで可愛くしていたイメージなんですが、今回はアイドルではあまり見せない大人っぽい表情で、今の自分と、これからなっていきたい自分の姿を出せたかなと思ってます。
もうひとつ、ファミコンをやっているカットはすごく覚えています。“一緒にゲームしている感”を出すために、コードの向きにすごく気をつけて。ああでもない、こうでもないとたくさん試しながら撮影を進めたのは思い出深いです。
ーー出来上がった写真集の仕上がりを見てどう感じられましたか？
自分で言うのもなんなんですけど「めっっっちゃかわいい！」って思いましたね。だからカットを選ぶのが本当に大変でした。
とき宣のメンバーでは、4年前に1人、去年から今年にかけて2人が写真集を出しているんですが、私は今のタイミングで出せてよかったなとちょっと思っています。10年間アイドルをやってきて、いろんな人に見られてきたからこそ、今が1番ビジュ良い状態なんですよ。まさに“最上級の私”をお見せできたと思っているので、皆さんに見てもらえるのがすごく楽しみです。
ーーちなみに、ご自身のチャームポイントはどこだと思いますか？
んん～、なんでしょう。難しいですけど、目元はここ数年ですごく変わったと思っています。眉毛とまつ毛で目をはっきり見せるよう意識しています。ファンの方たちからも、昔からタレ目が特徴的って言われているので、目元で私らしい可愛さを出したいですね。
内面ではやっぱりフランクさですかね。特にここ1,2年でメンバーはもちろん関係者の方や、とき宣に関わってくださる方の愛をすごく感じていて。親友から「大切にしてもらえるのは、はるちゃんの人柄だよ」って言われたのがとても心に残っているんです。自分の思っていることを正直に伝えられているからこそ、周りに恵まれているんだと思っています。
ーー10年間アイドル活動をしてきて、アイドルにとって一番大切なことは何だと思いますか？
これは本当に“メンタル”ですね。がむしゃらに頑張る下積み時代も、お仕事をもらえるようになった時代も、それぞれのメンタルが本当に大事で。でないと、10年も続けられないですよ。
ーーメンタルは自分で鍛えられるものでもないですよね。
そうなんです。私はたまたま強いほうだったので、向いているんだと思います。何年も続けていると挫折しそうになったときもありました。でも「ここで辞めていいの？」って自分を奮い立たせて、過去の自分に負けたくないという気持ちを持つ。このメンタルが一番大切だと思います。続けてきたからこそ見えてきたものかなとは思いますけどね。
ーー最後に今後の目標を教えてください
去年は本当にたくさんの音楽番組に出演することができました。いろんなスタッフさんに「毎日見てるよ」って言われる機会がすごく増えたので、テレビ出演の夢が叶ったのはすごく嬉しかったです。だからこそ、今年はより個人活動をそれぞれが頑張って、6人全員の名前を覚えてもらえるくらいの活躍がしたいです。一人ひとりが独立じゃないですけど、目立っていって、その中で私もいろんなことにチャレンジしていけたら嬉しいなって思っています。
私も個人のお仕事が決まったりして、2025年は新しい挑戦の年になっていく気がしています。そこでいろいろなものを吸収して、堂々と小泉遥香としてさまざまな舞台に立てたら嬉しいです。
